800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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遅ばせながら、2012年第4クール終了作品についての感想を書きます。
今期終了作品のなかでは文句なしに1番の出来。2012年放映作品でもベスト5に入る良作でした。
1期(1話~12話)ではキャラ紹介的な側面が強かったけど、2期(13話~24話)からはヨルムンガンド計画とココの内面に迫る内容になっていて、独立したエピソード内に細かくラストへの伏線を張っている良い構成だったと思います。
特に24話時点で、ココと対立する思想を持つキャラクターとしてキャスパーを成立させていたのは見事でした。
あの時点でキャスパーのキャラクター像が視聴者に届いていないと空白の2年間とヨナの決断が理解できなくなってしまうからね。
作品の締め方も、ラストカットの先に何が起きるのか色々と想像させられる良い終り方でした。
全体的に高レベルな作画・演出でまとまっていた本作ですが、元永慶太郎監督演出回(1話・12話・15話・24話)はさらに頭一つ抜けてレベルの高い仕上がりでしたね。
元永監督の次回作には注目して見ていきたいと思います。
(僕は本作で元永監督の名前を知ったので過去の監督作を調べてみたんですけど、これまでに関わった作品ってほぼ萌え系なんですね……。ちょっと勿体無い起用だなぁ。)
神様はじめましたは伏線未消化で終了だけど、原作未完結なんで仕方ないかな、と。
奈々生さまを可愛く描くことに重きを置いていたのと、大地監督特有のギャグのテンポが好きで最後までみてました。概ね好きな作品です。
ただ、面白かったかと言われればちょっと微妙で、全体的にシリアス展開がキビシかった印象。
とくに1~3話までが大地監督らしい良質なギャグ展開だったんで、僕的にはそっちのノリを期待して観てたんだけど後半はシリアス分が多くてちょっと……ね。
奈々生さまを演じていた三森さんのシリアス演技に難があったのも少なからず影響してるかな……。
OP・EDに真部脩一さんの楽曲を使用してたのが印象的でどちらも作品の雰囲気にあっていたように感じました。
特にOPはアニメーションとの相性も良く、今期放送作品のなかでもお気に入りのOPの一つでした。
ひさびさに最後までみたクソ作品。最後まで観たんだから心置きなく罵倒できるぜ!もうラスト3話ぐらいは観るのが超苦痛だったし。
とにかくシナリオの破綻具合が半端じゃなかったのが印象的。急に白銀の王とか言われても誰?って感じだし、最後の盛り上り所が赤の王VS青の王なのに赤クランと青クランの掘り下げが全然足りないし、そもそも最初に死んだ十束さんですら説明不足すぎて全然感情移入できないしでもう大変。
1話ごとに別々のラノベ作家が脚本担当してたらしいけど、その辺の効果も全然感じなかったなぁ。ちゅーかそういう作家性を生かしたいなら1話ごとのオムニバスにしなきゃダメじゃね?13話かけて1エピソード消化するつもりなのになんでそんな奇抜なことをやろうと思ったのか疑問。
あとキャラが多すぎて制作側が消化できて無い感がスゴイ。
多人数がわきゃわきゃ動いてかつ全キャラに濃いキャラクター性を付けることに成功していた作品は2012年だとモーパイ・ガルパンが印象的だったけど、Kはその2作品以上にキャラ付けを頑張らないといけなかったにもかかわらずモーパイ・ガルパンの足元にも及ばなかった印象ですね。
唯一評価できる点は小松未可子に仕事を与えた点でしょうか。
みかこしは2012年にモーパイで花開いた人材なので2013年も頑張ってほしいです。マジで。
今期は僕の視聴範囲内だと意外と2期継続の作品が多くて終了作品が少ないですね。(新世界より、PSYCHO-PASS、ジョジョが視聴中の継続作品。)
ま、本来ならここにガルパンが入るはずだったんですが・・・。
さて、ぼちぼち冬アニメも始まってるんでまた頑張って消化していきましょうかね。
それでは、また次回。
ヨルムンガンガンド
今期終了作品のなかでは文句なしに1番の出来。2012年放映作品でもベスト5に入る良作でした。
1期(1話~12話)ではキャラ紹介的な側面が強かったけど、2期(13話~24話)からはヨルムンガンド計画とココの内面に迫る内容になっていて、独立したエピソード内に細かくラストへの伏線を張っている良い構成だったと思います。
特に24話時点で、ココと対立する思想を持つキャラクターとしてキャスパーを成立させていたのは見事でした。
あの時点でキャスパーのキャラクター像が視聴者に届いていないと空白の2年間とヨナの決断が理解できなくなってしまうからね。
作品の締め方も、ラストカットの先に何が起きるのか色々と想像させられる良い終り方でした。
全体的に高レベルな作画・演出でまとまっていた本作ですが、元永慶太郎監督演出回(1話・12話・15話・24話)はさらに頭一つ抜けてレベルの高い仕上がりでしたね。
元永監督の次回作には注目して見ていきたいと思います。
(僕は本作で元永監督の名前を知ったので過去の監督作を調べてみたんですけど、これまでに関わった作品ってほぼ萌え系なんですね……。ちょっと勿体無い起用だなぁ。)
神様はじめました
神様はじめましたは伏線未消化で終了だけど、原作未完結なんで仕方ないかな、と。
奈々生さまを可愛く描くことに重きを置いていたのと、大地監督特有のギャグのテンポが好きで最後までみてました。概ね好きな作品です。
ただ、面白かったかと言われればちょっと微妙で、全体的にシリアス展開がキビシかった印象。
とくに1~3話までが大地監督らしい良質なギャグ展開だったんで、僕的にはそっちのノリを期待して観てたんだけど後半はシリアス分が多くてちょっと……ね。
奈々生さまを演じていた三森さんのシリアス演技に難があったのも少なからず影響してるかな……。
OP・EDに真部脩一さんの楽曲を使用してたのが印象的でどちらも作品の雰囲気にあっていたように感じました。
特にOPはアニメーションとの相性も良く、今期放送作品のなかでもお気に入りのOPの一つでした。
K
ひさびさに最後までみたクソ作品。最後まで観たんだから心置きなく罵倒できるぜ!もうラスト3話ぐらいは観るのが超苦痛だったし。
とにかくシナリオの破綻具合が半端じゃなかったのが印象的。急に白銀の王とか言われても誰?って感じだし、最後の盛り上り所が赤の王VS青の王なのに赤クランと青クランの掘り下げが全然足りないし、そもそも最初に死んだ十束さんですら説明不足すぎて全然感情移入できないしでもう大変。
1話ごとに別々のラノベ作家が脚本担当してたらしいけど、その辺の効果も全然感じなかったなぁ。ちゅーかそういう作家性を生かしたいなら1話ごとのオムニバスにしなきゃダメじゃね?13話かけて1エピソード消化するつもりなのになんでそんな奇抜なことをやろうと思ったのか疑問。
あとキャラが多すぎて制作側が消化できて無い感がスゴイ。
多人数がわきゃわきゃ動いてかつ全キャラに濃いキャラクター性を付けることに成功していた作品は2012年だとモーパイ・ガルパンが印象的だったけど、Kはその2作品以上にキャラ付けを頑張らないといけなかったにもかかわらずモーパイ・ガルパンの足元にも及ばなかった印象ですね。
唯一評価できる点は小松未可子に仕事を与えた点でしょうか。
みかこしは2012年にモーパイで花開いた人材なので2013年も頑張ってほしいです。マジで。
今期は僕の視聴範囲内だと意外と2期継続の作品が多くて終了作品が少ないですね。(新世界より、PSYCHO-PASS、ジョジョが視聴中の継続作品。)
ま、本来ならここにガルパンが入るはずだったんですが・・・。
さて、ぼちぼち冬アニメも始まってるんでまた頑張って消化していきましょうかね。
それでは、また次回。
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