800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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2013年05月12日~19日までのアニメ感想です。
この週に放送のアニメのなかでダントツにド肝抜かれましたねぇ。公式アナウンスでも7話すごいよーなんて煽りがあったんですけど、予想の全然上を行く見事な出来でした。
ストーリー的にも大きな転換点を迎えカタルシスを感じる展開ではあったものの、ラストの教室のシーンの映像美はもう言葉になりません。
劇中でもEDテーマの”花”の原曲バージョンが坦々と流れるだけでセリフは無かったわけでしけど、まさに言葉で表現できない大きな感情の噴出が見事に映像化されていました。僕ごときでは語れば語るだけ安っぽい説明にしかならないので、とにかくまだ観てない人がいるなら観てほしいとしか言いようがありません。
それにしても長濱監督といえば情緒的な美しさをフィルムで表現するのが上手い方だと認識はしてましたが、まさかこの作品でこんな美しいシーンが見れるとはなー……。
惡の華という作品の毒、そしてロトスコを使った独特の画面も相まって完全に失念してましたねー。
噂の山内重保コンテ・演出回。巷じゃ辺に荒れた意見が多かったけど、俺としては山内演出が上手くマッチしてかなと思いましたね。
特に良かったのはエイミーのダンスシーン。
単純にダンスの美しさや艶やかなエロスが伝わるというだけでも演出的に成功といえますが、昼と夜のダンスシーンでそれぞれ演出意図が変化させてキャラクターの心情描写の補足したのは上手いですね。
また夜のダンスシーンでは山内さん特有の画面の色彩を極端に変化させる演出がヒカリムシの設定と結びついてましたし、概ねガルガンティアと山内演出は相性が良かったように思います。
あえて難を挙げるならビニオンとベローズの勧誘合戦のシーンでカメラが顔に寄り過ぎてるぐらいですが、そこも演出意図を汲めばそこまで非難するほどじゃないかな、と。
っていうかエンドクレジットみるまで山内さんがコンテ・演出って気づかなかったですし、今回は全然抑え目だったと思うよ?
6話とセットで居場所・帰る場所・依存する先の無い不安感が上手く表現できてましたね。
誰も「寂しい」と言葉にしないあたりがまた切ないですね。たぶん寂しいということすら認識できてないということなんでしょう。
普通のアニメだと人造兵士は戦闘マシーンのような描き方をされますが、このアニメはそういう描写を避けてひたすら何も知らない子供たちというように描いてるのが面白い所です。
アッシュの設定から考えても作品の軸はザンネン5の心理的な成長だと思われるので今後彼らがどうなっていくのかとても心が惹きつけられますね。
とにかく彼らの中で戦死者が出ないことがまず第一の願いなんですが……。
基本的にこのブログはキッズアニメを取り上げませんが、最近ジュエルペットハッピネスに夢中です。
脚本・演出ともに桜井弘明監督の色が濃く出ていて破天荒な面白さがあっておすすめです。
それでは、また次回。
惡の華 7話
この週に放送のアニメのなかでダントツにド肝抜かれましたねぇ。公式アナウンスでも7話すごいよーなんて煽りがあったんですけど、予想の全然上を行く見事な出来でした。
ストーリー的にも大きな転換点を迎えカタルシスを感じる展開ではあったものの、ラストの教室のシーンの映像美はもう言葉になりません。
劇中でもEDテーマの”花”の原曲バージョンが坦々と流れるだけでセリフは無かったわけでしけど、まさに言葉で表現できない大きな感情の噴出が見事に映像化されていました。僕ごときでは語れば語るだけ安っぽい説明にしかならないので、とにかくまだ観てない人がいるなら観てほしいとしか言いようがありません。
それにしても長濱監督といえば情緒的な美しさをフィルムで表現するのが上手い方だと認識はしてましたが、まさかこの作品でこんな美しいシーンが見れるとはなー……。
惡の華という作品の毒、そしてロトスコを使った独特の画面も相まって完全に失念してましたねー。
翠星のガルガンティア 6話
噂の山内重保コンテ・演出回。巷じゃ辺に荒れた意見が多かったけど、俺としては山内演出が上手くマッチしてかなと思いましたね。
特に良かったのはエイミーのダンスシーン。
単純にダンスの美しさや艶やかなエロスが伝わるというだけでも演出的に成功といえますが、昼と夜のダンスシーンでそれぞれ演出意図が変化させてキャラクターの心情描写の補足したのは上手いですね。
また夜のダンスシーンでは山内さん特有の画面の色彩を極端に変化させる演出がヒカリムシの設定と結びついてましたし、概ねガルガンティアと山内演出は相性が良かったように思います。
あえて難を挙げるならビニオンとベローズの勧誘合戦のシーンでカメラが顔に寄り過ぎてるぐらいですが、そこも演出意図を汲めばそこまで非難するほどじゃないかな、と。
っていうかエンドクレジットみるまで山内さんがコンテ・演出って気づかなかったですし、今回は全然抑え目だったと思うよ?
マジェスティックプリンス 7話
6話とセットで居場所・帰る場所・依存する先の無い不安感が上手く表現できてましたね。
誰も「寂しい」と言葉にしないあたりがまた切ないですね。たぶん寂しいということすら認識できてないということなんでしょう。
普通のアニメだと人造兵士は戦闘マシーンのような描き方をされますが、このアニメはそういう描写を避けてひたすら何も知らない子供たちというように描いてるのが面白い所です。
アッシュの設定から考えても作品の軸はザンネン5の心理的な成長だと思われるので今後彼らがどうなっていくのかとても心が惹きつけられますね。
とにかく彼らの中で戦死者が出ないことがまず第一の願いなんですが……。
基本的にこのブログはキッズアニメを取り上げませんが、最近ジュエルペットハッピネスに夢中です。
脚本・演出ともに桜井弘明監督の色が濃く出ていて破天荒な面白さがあっておすすめです。
それでは、また次回。
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