800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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あけましておめでとうございます。
あまり儀礼的なポストはしない主義なんですが、新年1発目ということで今年の目標とか昨年の雑感とか書いていこうと思います。
今年の目標
といってもたいそれたことは特に無いんですが、まずはこのブログの方向性については基本現状維持かなと思います。初回放送分の感想と、終了時の感想をフォローできればアニメ感想の縦軸は作れると思うので。あとはその間の期間2ヶ月を埋められる記事があればいいなーとは思っているんですがなかなかネタも時間も見つからないという感じですね。
あとは毎年言ってますけど、ちゃんと同人誌つくりたいなぁというやつ。まぁこれは本当にコミケ当落前までにいかに準備できるかということにかかっているし、その事は重々承知してるんですけど手が動かせないなぁという悩みですね。(みゃーもりみたいな美少女がケツを叩いてくれればあるいは……。)
アニメ視聴については、まずはなるべく守備範囲を広げていくというのがここ数年の継続課題。これでもだいぶラノベ系とか女性向け作品に手を出せている方だと思っているんですが、まだまだフォローしきれない分野があるのでその辺に対する評価軸と耐性を作っていきたい。
それと昨今隆盛を極めているアニメイベントにも足を伸ばしたいですね。どうもイベント申込→イベントの為に遠出という消費行動が面倒で敬遠しがちなんですが、今年はイベント参加自体を目標に動いていければいいなと。
2014年を振り返って
なんども書いていることですが2014年は本当にTVアニメの当たり年で良い作品が沢山出会えました。またクール跨ぎや分割2期の影響で2015年序盤にもこの余波があるようなので2015年も楽しみです。ただ2014年秋クールが、作画の安定したアニメと崩れるアニメが分かりやすく別れたというか中堅以下の作品で作画が保ちづらくなってきたのかなぁという感覚があります。あくまで私見ですが。
「業界的に好況になると、それだけ人出が集めづらくなる」というような噂もチラホラ聞くのでこの先、作画が破綻するアニメが増えるのでは?というような不安があります。
まぁ逆にいえば秋クールの神撃のバハムートのように十分な資本力があれば作画は安定するということでもあるんですが……。
それと偶然の一致だと思うのですが、スタジオカラーがアニメー(ター)見本市で、ボンズがスペダンで、エイトビットがヤマノススメで、それぞれアニメーターや演出家の個性を全面に押し出す企画を展開していたのが印象的でした。
こういった企画があるとアニメを観る上で注意していないと見過ごしてしまいがちな技術や、アニメーション表現自体の幅広さを気づかせてくれるので非常にありがたいなと思います。
他のスタジオからもこういった企画が続いてくれると嬉しいですね。
それでは2015年もよろしくお願いします。
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アニメ系ブログの年末恒例企画「話数単位で選ぶ、年間アニメ10選」を今年もやってみます。
[ ルール ]
- 2014年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
- 1作品につき上限1話。
- 順位は付けない。
並びは放送順です。
- 凪のあすから 第14話「約束の日」
- キルラキル 第23話「イミテイション・ゴールド」
- 棺姫のチャイカ 第2話「怠け者の選択」
- 最強銀河 究極ゼロ 〜バトルスピリッツ〜 第31話「三体目の赤き龍!シンボル胸に光る時!!」
- あいまいみー -妄想カタストロフ- 第6話「石運び」
- 蟲師-続章- 第8話「風巻立つ」
- ピンポン THE ANIMATION 第11話「血は鉄の味がする」
- スペース☆ダンディ 第16話「急がば回るのがオレじゃんよ」
- ヤマノススメ セカンドシーズン 第13話「不思議なホタルの物語」
- 牙狼〈GARO〉 -炎の刻印- 第12話「暁月 BLOOD MOON」
超久々に個別回の感想記事。各回の感想って要点だけ抽出していけば140字に収まってしまうのでなかなか最近は書いてなかったんだけど、SHIROBAKO4話に関しては要点を絞るのが難しかったので個別記事を書くことに。
社会人女子4人 + JD一人
という図は昨今のアニメだと珍しいですよね。お酒を楽しめるアニメ女子、有ると思います。服飾設定が浮ついてなくてリアルに居そうなおしゃれ感を醸し出している。さらには全員業界入りを目指しちゃうくらいアニメオタクなわけです。
かつて!これほど男子アニメオタクの胸をときめかせるような設定の女子キャラがいただろうか!?いや、いない!
俺はこういう女子とお付き合いがしたい!!
(ただし関口可奈味キャラデザに限る)
吉祥寺・武蔵境の描写
吉祥寺も武蔵境も丁寧にロケハンしたであろうことが想像できる描写でしたね。改装後の吉祥寺駅とバウスシアターが共存する世界!僕は東京西部に住んでいるので、見知った町並みが出てくるとなんだか親近感が湧いてしまいます。ただでさえ制作現場の描写がリアルなのに、町中の描写でここまで頑張るとは思いもしなかったわけです。
あと武蔵境といえば水島監督繋がりでじょしらくを連想しちゃいますよね。
脚本がちょうどじょしらく武蔵境回の吉田玲子さんなのは偶然なのかしら?
オーディション
オーディションの描写が今回の肝。肝なんだけど上記の女子会やら吉祥寺やらといった要素がてんこ盛り過ぎてツイッターでは言及できなかった。
オーディションでの初々しさとそれが故の失敗が、現場を知らない僕らにもやはりリアリティを感じさせるのがこの作品の上手い所。同時にオーディションの帰り道で涙ぐむ辺りなんかは採用面接の帰り道と同じ気持なんじゃないかと想像させる。
アニメ業界特有のあるあると一般職あるあるがオーバーラップする瞬間があるのが面白いよなぁと。
あとねー、づかちゃんが女子会で強がっちゃうのが心にクる。ダメだーづかちゃん、そのテンションはダメだー。
自室の描写
今回はみゃーもりとづかちゃんの自室での描写がありましたが、ここにもリアルさを感じるわけですよ。みゃーもりの場合、親との会話が恐ろしく良い。わざわざケーブルTVに加入してアニメ分かんないのに最後まで観てクレジットに喜ぶ。この親心に心がやられる。
そして電話を通じてづかちゃんの自室にシーンが繋がります。
みゃーもりが4話の成功を喜ぶのと対照的に、づかちゃんは一人反省会なわけですよ。ここで高校時代の自作アニメを観る気持ちって色々想像出来て良いですよね。
まとめ
と、いうわけで本作はアニメ制作現場だけに留まらず、その周辺の人物や町中にさえリアルさを求めて作られているということがわかった4話でした。次回も楽しみですね。