忍者ブログ

800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2012年末~2013/01/13までのアニメ感想です。


猫物語(黒)


年末に一挙放送した化物語の前日譚。はっきりいって偽物語の何倍も面白かった。化物語の正当な続編はこちらだろうと思う。
思うに忍野メメの存在が化物語の世界・プロットを成立させる上で重要なんだろう。実際、化物語は忍野から自立するところで終わっているわけで、その後の話をやったところで完全に蛇足だよね。

それにしても後半、終始セクシーな下着姿でうろつくブラック羽川はエロくて素敵。真面目な委員長にセクシーランジェリーというまさに狙い済ました組み合わせは西尾維新的あざとさを感じつつも屈服せざるを得ない。


新世界より13話・14話


着実にシナリオを進めていて安定した面白さを誇っている。現在の視聴作品のなかでは一番楽しみ。
1班メンバーもそれぞれの行く先が分かれ、村の統治機能もだんだん明らかになっていくなかで今後どういう展開になっていくのか怖さを伴った期待感がある。


絶園のテンペスト11話から13話


樹海問答の後半戦で一気にはじまりの樹に迫る内容になっていったのは上手いなぁ。
テンペストは序盤がダルイ展開だったけど、樹海にたどり着いてから断然面白くなったねー。
12話もちょうど1クールの区切りとして絶好の引き。13話で総集編を挟みつつ上手く場面転換できていたように思います。
ちと次回予告に不安が残るけど、樹海編のような面白さを期待したい。


ジョジョの奇妙な冒険14話・15話


柱の男達の超然とした感じがよく表現できていて良いなぁ。
まだジョルノが未熟だからバトルは面白みが薄いけどこれからどんどんバトルが激化していくので楽しみだわ。


PSYCHO-PASS11話・12話


1クール目のラストエピソードである11話はなかなか良く出来ていてよかった。
シナリオ的にも転換点になっているし、常守と槙島の対話シーンは演出も上手くここまでで一番出来の良い回だった。

転じて12話はキャラ回だということを差し引いても、今まで描いてきた事の繰り返しにしか見えず退屈。
PSYCHO-PASSはいまいち面白さが安定しないなぁ……。


まおゆう魔王勇者 2話


ヤバイ、勇者と魔王のイチャラブパートは毎回あるのかこれ。ニヤニヤが止まらんぞ!
しばらくは牧場物語的に農業に勤しみつつ村を発展させていくのかな?薀蓄・世界観説明・イチャラブとシナリオ構成のバランスが良く30分全然飽きずに観てられるなー。

あと精神世界を映すランタンが演出的に超便利アイテムでちょっと関心してしまった。





それではまた次回。

拍手[0回]

PR
というわけで改変期恒例ですが新アニメの初回放送分感想です。
一応、キッズ・乙女系・2期作品以外は全て視聴するという方針でみています。
個人的に評価が高い順に書きますので、後のほうはdis成分多めです。お気をつけください。


まおゆう魔王勇者


薀蓄ベースな作品ということもあり世間では好き嫌い分かれて喧々囂々と意見の飛び交っている作品ですが、僕的には今期一番期待できるかな、と。
作画・背景・音楽で中世ファンタジー世界をしっかりと作り上げ、魔王の語る内容には確固とした芯とボリュームがあるので素直に楽しめる。
また魔王の性格設定を硬くしすぎないことで作品にコミカルさ(というかイチャラブ)を持ち込んでいるのが箸休め的に機能していて気持ちよく30分視聴できる。
魔王役の小清水さんがシリアスな語りから初心な恋愛描写まで硬軟交えて演じて分けているのも成功要素の一つだと思う。

あとあのオッパイ描写は……もうブラボーとしか言いようが無い。


琴浦さん


ブラックホース的作品は毎期現れるけど今期は琴浦さんがそれだったのではないかと思います。
4コマ原作ということで、ゆるふわ系を予想していましたが1話Aパートでまさかの延々と続く鬱描写、そしてそこから一気に反転していく演出には舌を巻きました。
30分の中に設定・キャラクター紹介から真鍋と信頼を築くエピソードまでを綺麗に収めたのも良い構成でした。また、ともすれば滑って寒くなってしまうような安易なギャグをシリアスな空気を和ませる要素として巧みに利用していたのも印象的。
総じてコンテ・演出の上手さを感じました。

ここまでの演出力があれば今後の展開でもそうそうこける様なことは無いのではないかと思っています。


ビビッドレッド・オペレーション


3番目にこれを取り上げるのもどうかと思いましたが、まぁ趣味のやつなのでご勘弁ください。
えーと、もう高村和宏さんキャラデザの女の娘が可愛くて可愛くて仕方が無い。可愛いは正義!面白さなんか関係ないという糞オタク思考全開で楽しんでます。
いや、別にストーリーがダメかはまだ分からないけどね!でも色々と心配な要素があるのでなんとも…。

あと、とにかく随所で挟まれるお尻のアップがたまらない。ブルマやスパッツごしのおケツなら画面に映しても問題ないという放送コードの目を掻い潜った犯行には最早興奮せざるを得ない。いいぞ!もっとやれ!
それとあおいちゃんを助けるシーンでのナチュラルな恋人繋ぎのカットに大興奮。百合……もとい女の娘同士の友情って素晴らしいですね。

とにかくクオリティ維持してお尻と百合を供給してくれればそれだけで僕は支持します。


たまこまーけっと


京アニのオリジナル作品という事で力が入っていることは感じましたし決して悪い作品ではないかと。
ただどうにもユルフワ系な話の展開とけいおんチーム制作ということでどうにも自分に合うかは不安……。
1話のような話が続くのであれば3話切りになるかなぁと思いつつ、なるべく付いていきたいところ。

なんとなくだけど現代版のド根性ガエル的なアニメなのかな?と思った。


ラブライブ!


読参企画が原作なのに普通のアニメっぽく仕上がっている事がまず驚き。あまたの読参企画原作のアニメが発していた、オタク男子の妄想を集めて濃縮した狂気のようなものを微塵も感じませんでした。
さすが3社合同企画、力の入り方が違うな。

まぁ妄言は置いておくとして物語の主軸を見せつつ設定・キャラ紹介をしていく見せ方は非常にスマートな導入だったと思います。
西田亜沙子さんの描く女の娘は可愛さのなかに色っぽさを感じさせるし、ダンスシーンでは良く動くしで観ていて単純に楽しい。
(ただ個人的に3Dダンスはちと苦手なんで2Dのダンスシーンが増えると嬉しい。)

既に楽曲も豊富なようで所々でかかる本格的な歌唱曲が挟まれるのも作品のアクセントになっていて良かったかなと。ただラストのEDへの入り方はやや強引。ミュージカル調に見せたいならもうちょっと工夫が必要かなと感じました。


八犬伝 東方八犬異聞


女子向け作品だけどバトル系っぽいんでとりあえず付いていけそう。ディーン制作ということで画面も綺麗だしね。
基本的には女子向け萌え要素満載って感じなんで語るべき点もないかなー。


あいまいみー


ちょぼらうにょぽみ原作の尖りまくった4コマをアニメにしたらやっぱり尖った作品に仕上がった。
とりあえず今期やたらと多いショートアニメのなかでは一番面白い。基本的にシュールネタは良質なのでネタ傾向が合う人はどうぞという感じ。
原作のテイストを残したキャラデザ、動画にしたのは成功だと思う。


俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる


まぁ可もなく不可もなく。60点の出来を目指して見事60点のアニメを作った感。少なくともタイトルが放ついかにもな糞アニメ臭は乗り越えている出来だと思う。

基本的にはヒロインとのドタバタを楽しむハーレム作品になる気がするので、ヒロインのCVを担当されている田村・赤碕両氏のファンなら損をしないのではと思います。


ヤマノススメ


なぜこのテイストとストーリーの作品をショート枠で流そうと思ったのか!?
1話を見たときには、普通のアニメの導入途中でばっさり切られたように感じたわ。
普通に30分枠でやってればもっと高く評価したのになー。


gdgd妖精s(2期)


相変わらず。
脚本家変更によって若干gdgd感が減った?という印象を受けたけどまだよく分からない。
脚本家・監督・声優のそれぞれがネタの見せ所で頑張るという原則は変わらないので滑っても暖かい目で見守りたいと思います。


僕の妹は「大阪おかん」


元祖gdgdコンビのショートアニメ。
妙な中毒性があるものの大阪ネタに限定されてるので評価は低め。
あすみんの「でんがなまんがな!」というやや投げやりなブリッジに助けられてるかなと思う。


ささみさん@がんばらない


えー、1話で何やってるのか不明。
飛び道具(主に大塚芳忠さん)の使いすぎで、あざとい制作姿勢にちょっと引く。
いわゆるオタクネタに対するメタネタが多すぎてゲンナリ。
などなどマイナス要素が目立つ感じ。唯一素直に褒められるのは作画くらい。

まぁピーキーに作ってるから受ける人には受けるかもね、という感じかしら?とにかく僕には全ての要素が裏目に入ったなぁ。そもそもシャフト×日日日×木曜TBS枠という組み合わせから嫌な予感しかしないので厳しいです。
(あと”左が関わるアニメはコケる”の法則が……。個人的にはそろそろこの法則は破ってあげて欲しいんですけど。)


幕末義人伝 浪漫


内容的には可もなく不可もなく、作画も脚本もひどく平凡なテンプレ展開な時代劇。
パチンコ原作だからとやかく言うのも何だけど一体誰向けなのか謎のアニメ。昭和のキッズ向けアニメ的な匂いがするが今のキッズには見向きもされないのでは?(というかそもそも深夜枠だからキッズは見ないし)
なぜか主人公が変身ヒーローだったりするんだけど、変身シーンが作画的にも脚本的にも取ってつけたようなヤッツケ感が炸裂していてゲンナリ。
こんな中途半端な要素入れるくらいなら、もっと渋く時代劇やればいいのに……。


キューティクル探偵因幡


女子向けだという事は分かった上でチャレンジしてみましたが10分で脱落しました。
ただ作品がダメという訳ではなくて、とにかく清々しいまでに一部趣向の女子オタクしか狙っていない作品構成になっていて門前払いをくらった格好です。
普通にこの手の設定が好きな人は見たらいいと思います。
糞オタク向け脳ミソゆるふわ系ハーレムアニメを女子オタクが見たらこういう気分になるんだろうな……という事が分かっただけでも収穫です。


戦勇。


ヤマカンが監督してるギャグショートアニメ。
とりあえず1話を見る限りヘタウマ系のシンプルな絵柄なんでヤマカンの演出が冴えるような作品にはならなうな予感。
あとギャグが単調。2話以降にエンジンがかかってくれれば付いていけるかな?という感じ。


問題児たちが異世界から来るそうですよ?


前期まで放送していた色んな意味での話題作トータルイクリプスですが、まさにその後を次ぐに相応しい作品かと。
共通点は”10年遅れの大作”感。
キャラデザ・設定・導入シナリオの全てが中途半端に古い。2003年に放送されてればまだ評価されたかもねといった感じ。
トータルイクリプスは原作が2007年発表なんである意味古臭さも分からなくも無いんですけど、こちらは原作が2011年刊行というのが恐ろしいところ……。ある意味この作品自体が問題児という尖ったメタフィクションなのかもしれない。
とにかくスニーカー文庫の行く末が心配になる1作でした。


閃乱カグラ


3DSで発売されたある種のジョークのようなゲームがまさかメディアミックス展開できるほどに育つとは誰が予想できただろうか……。
オッパイには無限の可能性が秘められているということが改めて実感できる事象ですね。

ただオッパイのみが取り得の企画なのに1話から作画が低調なのは如何なものか。せめてオッパイの揺れで話題を取りたかった所だがオッパイ関連の話題は完全にまおゆうに取られる格好に……。(そして実際まおゆうのほうがオッパイを楽しめる。)
ちなみに僕は原作ゲームをプレイ済みですが、本作のシナリオは糞なので視聴される方は覚悟しておいてください。


まんがーる!


なぜこれをアニメ化しようと思ったのか本気で分からないぐらい取り得の無い作品。キャラは大して可愛くないしギャグも冴えない。ただしアーススター編集部という設定を生かし、「声優グラビアでニッチ層を狙い撃ち」や「ショートアニメでメディアミックス展開することで原作ストックの無さをカバー」などのネタが炸裂すれば伝説になれる可能性を秘めている。


GJ部


おそらく満場一致で今期ワースト作品。
ただしそれゆえに価値がある駄ニメマイスター垂涎のアニメ。特にOP・EDはリピート再生推奨の破壊力を秘めています。(主に歌唱力的な意味で)
内容とかは別にいいよ部長が可愛ければ、という境地に達したもの勝ちです。



今期も色々なアニメを楽しめそうで嬉しい限りです。
ただショートアニメの乱発には新しい展開方法への期待感がある一方、原作の使い潰しへの懸念もありちと微妙ですね……。(あと無駄に作品数が増えて感想書くのが大変。)
ショートアニメに関してはいくつか継続視聴する作品がありますが各話感想は書かない方針です。最後まで見たら春にまとめ感想を残します。

それでは、また次回。

拍手[0回]

遅ばせながら、2012年第4クール終了作品についての感想を書きます。


ヨルムンガンガンド


今期終了作品のなかでは文句なしに1番の出来。2012年放映作品でもベスト5に入る良作でした。

1期(1話~12話)ではキャラ紹介的な側面が強かったけど、2期(13話~24話)からはヨルムンガンド計画とココの内面に迫る内容になっていて、独立したエピソード内に細かくラストへの伏線を張っている良い構成だったと思います。
特に24話時点で、ココと対立する思想を持つキャラクターとしてキャスパーを成立させていたのは見事でした。
あの時点でキャスパーのキャラクター像が視聴者に届いていないと空白の2年間とヨナの決断が理解できなくなってしまうからね。

作品の締め方も、ラストカットの先に何が起きるのか色々と想像させられる良い終り方でした。


全体的に高レベルな作画・演出でまとまっていた本作ですが、元永慶太郎監督演出回(1話・12話・15話・24話)はさらに頭一つ抜けてレベルの高い仕上がりでしたね。
元永監督の次回作には注目して見ていきたいと思います。
(僕は本作で元永監督の名前を知ったので過去の監督作を調べてみたんですけど、これまでに関わった作品ってほぼ萌え系なんですね……。ちょっと勿体無い起用だなぁ。)

神様はじめました


神様はじめましたは伏線未消化で終了だけど、原作未完結なんで仕方ないかな、と。
奈々生さまを可愛く描くことに重きを置いていたのと、大地監督特有のギャグのテンポが好きで最後までみてました。概ね好きな作品です。

ただ、面白かったかと言われればちょっと微妙で、全体的にシリアス展開がキビシかった印象。
とくに1~3話までが大地監督らしい良質なギャグ展開だったんで、僕的にはそっちのノリを期待して観てたんだけど後半はシリアス分が多くてちょっと……ね。
奈々生さまを演じていた三森さんのシリアス演技に難があったのも少なからず影響してるかな……。
OP・EDに真部脩一さんの楽曲を使用してたのが印象的でどちらも作品の雰囲気にあっていたように感じました。
特にOPはアニメーションとの相性も良く、今期放送作品のなかでもお気に入りのOPの一つでした。


ひさびさに最後までみたクソ作品。最後まで観たんだから心置きなく罵倒できるぜ!もうラスト3話ぐらいは観るのが超苦痛だったし。

とにかくシナリオの破綻具合が半端じゃなかったのが印象的。急に白銀の王とか言われても誰?って感じだし、最後の盛り上り所が赤の王VS青の王なのに赤クランと青クランの掘り下げが全然足りないし、そもそも最初に死んだ十束さんですら説明不足すぎて全然感情移入できないしでもう大変。

1話ごとに別々のラノベ作家が脚本担当してたらしいけど、その辺の効果も全然感じなかったなぁ。ちゅーかそういう作家性を生かしたいなら1話ごとのオムニバスにしなきゃダメじゃね?13話かけて1エピソード消化するつもりなのになんでそんな奇抜なことをやろうと思ったのか疑問。

あとキャラが多すぎて制作側が消化できて無い感がスゴイ。
多人数がわきゃわきゃ動いてかつ全キャラに濃いキャラクター性を付けることに成功していた作品は2012年だとモーパイ・ガルパンが印象的だったけど、Kはその2作品以上にキャラ付けを頑張らないといけなかったにもかかわらずモーパイ・ガルパンの足元にも及ばなかった印象ですね。

唯一評価できる点は小松未可子に仕事を与えた点でしょうか。
みかこしは2012年にモーパイで花開いた人材なので2013年も頑張ってほしいです。マジで。



今期は僕の視聴範囲内だと意外と2期継続の作品が多くて終了作品が少ないですね。(新世界より、PSYCHO-PASS、ジョジョが視聴中の継続作品。)
ま、本来ならここにガルパンが入るはずだったんですが・・・。

さて、ぼちぼち冬アニメも始まってるんでまた頑張って消化していきましょうかね。
それでは、また次回。

拍手[0回]

プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
ブログ内検索
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アニメ感想インデックス
最終回まで観たアニメの総感想記事まとめ

終了作品感想インデックス
ツイート
バーコード
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp