忍者ブログ

800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
[PR] (2024/04/24 )
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

月刊少女野崎くん まとめ感想 (2014/10/07 )

総評

今期のTOP作品は?と聞いたら100人中90人以上は「野崎くん」と回答するんじゃないでしょうか?
素直に褒めるのがちょっとしゃくなぐらいこの作品は隙がないですよ。
まず男女ともに受けるように設計されたキャラの可愛さ。実は美少女成分少なめでイケメン多めなバランスにも関わらず千代ちゃんを可愛く動かす事で美少女成分を上乗せするこの手腕!さすが、さすが動画工房や!

ギャグがいちいち面白いのも重要ですね。昨今のオチなくても許される萌え4コマを否定するかのような全編ギャグまみれ。
そしてそれを演じる豪華声優陣の安定感。さらには唯一新人としてキャスティングされていた小澤亜李のハマりっぷり。(と初々しさ)
なんというか隙がなさ過ぎて逆に怖いくらいに鉄板ですよね。不確定要素であるはずの小澤亜李までもが見事にハマるんだもんなぁ。
個人的に本作のことをネタの面白いWORKING!と呼んでいます。

まずなによりも原作が優れていたのは大前提としてありますが、ここに動画工房がきたのがやはりデカかったですね。
ちょっと間違えるとうっかりDEENとかに振っちゃいそうだものイケメンアニメ枠として。
(僕が放送前まで本作をイケメンアニメだと勘違いしてたのは秘密。)

その他細かい点を褒める

”漫画”というモチーフの扱い方が非常に丁寧だったのが印象的です。DELETERを協力に迎えての漫画道具の描写から”恋しよ”の漫画描写までギャグだからと乱暴に処理をせずあくまでそこはリアルに徹したことがよりギャグ要素を際立たせたと思います。

それとこれは原作自体が持っている要素だと思うんだけど、シーンや立ち位置によってツッコミ要員ボケ要員が切り替わるのが見事すぎて感心してしまいました。
普通はこのキャラはツッコミ、このキャラはボケ、と一回決まったらシーンが変わってもその役割は継続されるんですよね。だけどこのアニメの場合(特に野崎くん本人が顕著なんだけど)誰と相対するのか、どういう状況で喋っているのかによってツッコミ要員が変わるんですよ。しかもその変化がシチュエーションとキャラ設定に沿っているのですごく自然なんですよね。
だからこの作品は普通にギャグ単品だけでも一つ頭が抜けているんだと思います。

原作ストックがたまったらぜひ2期をやって欲しい作品でした。

拍手[0回]

PR
プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
ブログ内検索
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アニメ感想インデックス
最終回まで観たアニメの総感想記事まとめ

終了作品感想インデックス
ツイート
バーコード
忍者アナライズ
忍者ブログ [PR]

Template by decoboko.jp