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800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
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2015年冬アニメ(1Q)初回放送分感想 (2016/01/18 )


今期開始アニメの初回感想です。以下のルールで書いてます。
  • キッズ系アニメ、5分枠アニメ、分割2期目の作品、1期未視聴の2期作品は対象外。

  • 個人評価の高い順にレビュー

  • 後半になるほどdis成分が多めなので注意。





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昭和元禄落語心中

定期的に落語を題材にしたアニメで現れては消えを繰り返すなかで、ようやくまともに落語を描くアニメが出てきたことに感無量です。

作品中でもしっかり落語の演目を描写しているのが意欲的で良いですね。
落語を演じる作画芝居や演出の見せ方も上手いがなによりも音響がガチ。BGM・SE・声優陣の演技がすべて魅力的です。

キャスト陣の演技は”落語の名人”を演じないといけないという無理難題ではありますが、大して落語に詳しくない僕程度は騙せるくらいには上手く真に迫っているかと思います。

1話でも十分キャスト陣の熱演に引き込まれましたが、2話以降では山寺さん・林原さんがキャストに加わるとのことでどんなドラマが展開されるのか今から楽しみです。

プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

この作品は放送まで完全にノーマークでした。
導入では女性向けの要素が強く、少し入りづらいのですが競技シーンになるとまっとうにスポーツ物らしくなっていきのめり込んで楽しめました。
また、いしづかあつこさんが監督を務めているというあたりも期待大です。1話もいしづか監督らしいデザイン的な画面作りが光っていましたね。

Dimension W

勝手にボンズ作品かと思ってたら3Hzだった。
3Hzは天体のメソッドでも作画で話題になったスタジオだけにアクション作品でどこまで見せてくれるのか楽しみですね。
江畑諒真さんがアクション監修として参加されているあたりからも気合を感じます。
1話でもアクションが冴えていながらミラの柔らかな体つきもフェティッシュに描けていてかなり期待できますね。女の子が可愛く・エロく描けているあたりには亀井幹太さんを起用した効果なんじゃないかと勝手に想像しています。

OP・EDもそれぞれ職人が担当していて見ごたえがあり、頭からお尻まで全て楽しめるエンタメ作品となりそうな予感です。

僕だけがいない街

原作評価の高い作品を忠実にアニメ化しているという印象。
1話で原作1巻を消化したのが上手いなぁと。正直原作1巻はまるまるプロローグなのでそのままアニメ化してしまうと冗長なんですよね。
ただ、一方でノイタミナ枠の11話以内に収めないといけないという制約でこの作品を扱う怖さもあります。
この先の展開も変に圧縮してしまうようだと嫌だなぁと思いつつ、現状は期待しています。

無彩限のファントム・ワールド

京アニがエロバカに振り切った!
いや最後まで見てみないと終盤でシリアス展開になる危険もあるけど、最後までこのエロバカなノリでいってくれたら嬉しいなぁという期待も含めて高めに評価しておきたい。
中二病のモリサマー、ブリリアントパークの千斗いすずに続く京アニめちゃシコヒロイン系譜を受け継いだ川神舞先輩には期待大ですね。川神先輩のキャラデはあざとい要素を詰め込みまくっていて男オタクの心を鷲掴みにきていると思います。夏の薄い本が楽しみです。

紅殻のパンドラ

六道紳士的萌えSFテンプレは僕的には食傷気味だけど、世の中的にはそれほど新鮮さが失われてないはず(六道作品ってメディアミックスに恵まれないから…)

六道先生のSFは萌え・エロ・ギャグが主体で頭の軽いノリだけどSF部分はしっかりしているので攻殻世界とも相性いいですね。
頭空っぽにしてアンドロイド娘たちの活躍を楽しみたいと思います。

ブブキ・ブランキ

物語的にはどうなるのか全くわからん1話だったもののスタッフの意気込みは伝わってくる1話でした。
3DCG作品なので、1話でここまできちんと画面が出来ていれば作画面の心配しなくてよさそうな気がする。

ブブキのデザインがいちいちキモくて好きです。ちょっとなるたるっぽいよね。

アクティヴレイド -機動強襲室第八係-

アクションとキャラのノリが絶妙なバランスでなかなか面白かった。
1話の勢いが続けば期待大なんだけど、スタジオがアイムズだからなぁ…。
谷口総監督がどこまで関わるのかによって今後の出来が左右されるのではと思う。

キャラ原案・デザインの佐伯俊×西田亜沙子のコンビが良い感じにハマっていて男性キャラ・女性キャラが魅力的ですね。
ただその分作画コスト高そうなのが不安要素ですが…。

灰と幻想のグリムガル

さすがにそろそろゲーム風中世ファンタジーは飽きたのだけど…。
まぁとはいえ本作はまだまっとうに世界観を描けている方なので期待はしています。

1話を見た印象では地味な要素を積み上げていくような感じなので、シリーズ構成と演出の力が問われるのではという感じ。

あと中村亮介監督作品らしく女の子の体つきがフェティッシュに描かれていてとても良いですね!本作でも中村監督のフトモモ推しが冴え渡ることを期待しています。

亜人

原作があまり好きじゃないので低評価ぎみなんだけど、1話のクオリティがしっかりしていたのでこのまま原作をなぞれば普通に楽しめる作品になるかと。
原作を真摯な映像化していくポリゴンピクチュアズの戦略は非常に手堅いですね。

NORN9 ノルン+ノネット

乙女ゲー原作なので注意が必要だけど、1話の感触はそこまで悪くなかったのでちょっと期待をしています。
1話見た限りではオレンジ必要かコレ?と思ってしまいましたがこの後ロボとか出てくるのだろうか?

虹色デイズ

美少女日常モノの男バージョン、なのかな?
なんかメイン4人がそれぞれちゃんと恋愛しそうなノリなのでちょっと期待。
単にゆるホモなノリになったらその時点で切るけど。

ディバインゲート

割と重いノリできたなーと。原作デザインが影に黒を置いてたりして重い雰囲気なのでシリアスドラマと相性良いのかもしれない。
ただその割に主人公たちが使うデバイスがオモチャ的なのがいただけない。
その辺もうちょっとカッコよくなると良いんだけど。

少女たちは荒野を目指す

1話時点だと判断材料がないのでこの辺の位置で。
スタッフ的にあんまり期待していないというか、おそらく可もなく不可もなく的な位置に落ち着くのでは?という予感がする。
あぁ、でも綾奈ゆにこさんの脚本にちょっと期待。

だがしかし

原作のノリをそのままやればそこそこの見返りが見込める安パイ的作品かと。
逆に原作知ってる側からするとアニメ化にあたってもう一捻りほしい感がある。

ハルチカ~ハルタとチカは青春する~

んん?どうしたP.A.WORKS。お話があさっての方向に向いているのは置いておくとして作画的にも見所がないとは珍しい。
お話的にも作画的にも1話のクオリティがこのまま続くのであれば見続けるのはしんどそうな感じ。

あと勝手な連想なんですが、学園を舞台にした日常の謎ミステリが氷菓を、吹奏楽部がユーフォを連想させる。京アニ作品に先行されていると、どうしてもクオリティ面でもそれらの作品と比較してしまうので立ち位置が不幸だなぁと。

この素晴らしい世界に祝福を!

さすがにそろそろゲーム風中世ファ(以下略)。

ここまでこの手法が世の中に蔓延してしまうと吹っ切ってゲーム風に徹してしまうと逆に没個性になってしまうという罠。
女神と主人公のやりあいが現代ネット風な言葉遣いになっているのも他作品でやり尽くされていて、いい加減食傷ぎみ…。

唯一個性的な要素は女神のキャラクター性かなぁと思いつつ、それ一本で作品を支えるには辛いので今後何か新要素がないと視聴が厳しい。
あと女神が常時ケツ出してるようなキャラデなんだけど、作風的にエロ要素が求められていないのでひたすら邪魔すぎるという…。

ファンタシースターオンライン2

すごいまっとうにMMOをあつかっているのだけど、他の疑似MMO作品と見比べてなんだか見劣りする…。いやそれらの作品と描きたいものが違うはずなので比べること自体間違っているのはわかってるのだけどね。

1話だと物語全体の方向性がわから無いので低評価なんですが、展開によっては面白くなるかもしれないです。

蒼の彼方のフォーリズム

福圓さんがこんなど直球な美少女ヒロインやってるのが珍しい!
題材的には頑張れば面白くなりそうな気がするんだけど、1話の見せ方をみるかぎり辛そうな雰囲気が…。
まぁ何は無くとも戦えGONZO!負けるなGONZO!ということで。

最弱無敗の神装機竜

これはこういうテンプレのものとして割り切った方がいいんだろうと思いつつ低評価で。
まぁ1話で作画が安定しててしっかりラッキースケベを挟んでいるのでこの系統の作品のなかではまっとうなほうです。

霊剣山 星屑たちの宴

これに関してはどう評価したらいいのかが全然分からん。
まっとうに見るならどこかの専門学生がつくったのか?と思えるような脚本・演出・コンテのグダグダ感が辛い。
日中共同制作とはいえ、一応日本人スタッフも関わってるはずなのになんでここまでグダグダになるんだろう?
まぁ異文化感を楽しむという意味ではこれで正解なのかもしれない。

ラクエンロジック

内容は云々は置いておいて、ひたすら台詞の随所にロジックロジック言われて頭がバカになっちゃうかと思った。
一般名詞を作中の特殊な用語として用いる際にはもうちょっと慎重になったほうがいいな、と思わせてくれる反面教師のような作品でした。

もしかしたら物語はまっとうなのかも知れないんですが、ともかく台詞の段階でぼくが脱落してしまったのでうまく評価できませんでした。

シュヴァルツェス マーケン

マブラブシリーズ自体をあまりよく知らないので作品のノリについていけずこの辺の評価になります。
とりあえず無駄に重苦しい設定とヒロインっぽい娘から漂う00年代初期の美少女ゲーム的ノリの組み合わせがアンバランスで辛かったです…。
まぁスピンオフっぽい位置付けだしファン向けということで。

ナースウィッチ小麦ちゃんR

荒ぶる下位作品群のなかで最も企画意図がつかめなかったのが本作。
どういう作品として仕上げたら正解だったのかが全く見出せない。というか、OVAの小麦ちゃん自体悪ノリを具現化したような作品だったからRとか付けられてキャスト変更されてお出しされてもどうしたらいいのかさっぱりやで。

とりあえず昨今流行りの美少女アイドル路線ではないことはわかったので、あとは川口敬一郎監督がどこまで暴れてくれるかにかかっている気がします。ただ個人的には本作よりもPSO2のほうが勝率高い企画だと思っているのでそちらに注力して頂きたい。




ここまで読んでいただきありがとうございます。お疲れ様です。
上記で取り上げている作品以外にも分割2期のGATE・デュラララ・赤髪、前クールが引き続いてのオルフェンズ・おそ松さんもあり今期も視聴が大変そうです。

余談ですが、最近MXがやたらとアニメの再放送をしてくれて嬉しいのですが、その辺を観ている余裕が全くなく残念な思いをしています。化物語のキャラコメ版も一度観てみようと思いつつ、結局録画の山のなかに埋もれたままという…。
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プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
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