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800画報アニメ観戦記

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翠星のガルガンティア まとめ感想 (2013/07/06 )
TVアニメ 翠星のガルガンティアのまとめ感想です。




総評


個人的にはかなり大好きな部類に入る作品でした。ガルガンティア・銀河同盟・ヒディアーズといったSFギミックを詰め込んだ世界観がまず魅力的で、ガルガンティアでの生活描写をじっくり見せてくれるだけでもうお腹いっぱいになれますね。
キャラクターも鳴子ハナハルのキャラデザの魅力を全面に押し出してくれて大満足。ムッチリ美少女は正義。

テーマも最初から最後までレドの成長という1点に絞って描いていたので最終回で綺麗にまとまったと思います。
しかし反面、これだけ魅力的な世界・キャラクターを用意しながらレドの成長しか見せてくれなのか!という贅沢な憤りは残りますね。水没した地球社会や銀河同盟VSヒディアーズという業の深い対立関係ってだけで1本の長編アニメが書けそうな美味しい設定ですからね。レドとエイミーの交流がもっと続いていればとか、もしクーゲル中佐が生きていればとか、もし銀河同盟に戻れる方法があったらとか……色々と妄想は尽きません。
ただまぁ、13話という尺ありきで考えればテーマを絞ったことは大正解だと思いますね。これ以上要素を入れてもパンクするだけでしょうから。

チェインバーについて


尺の都合で割りを食った感があるヒロイン・エイミーとは対照的に、主人公の相棒たるチェインバーは見せ場満載で最終回なんかは半ば彼のためにあるといっても過言ではありませんでした。
レドが13話かけて成長したのと同様に、チェインバーも銀河同盟から切り離されて独自判断を繰り返す内に変容していたという流れにはグッとくるのもがあります。
ある意味でレドとチェインバーのバディ物として捉えてもいいかと思います。

特に9話以降の話はレドの根幹にある銀河同盟的思想といかに折り合いを付けていくか、という点が主題に置かれていることもあって結果的にレドとチェインバーとの関係によりスポットが当たる形になりましたね。
この辺意図的にやったのか、たまたまそうなったのかが微妙に判断出来ませんが、最終的にロボ萌え・AI萌え展開になるってのはちょっと尖ってるなぁという印象を受けました。
まぁ俺は大喜びなんですが。

演出について


シリーズ構成が虚淵玄さんということでどうしても脚本面で注目を集めがちな本作ですが、むしろ魅力的だったのは地力のしっかりした丁寧な演出だったかなという印象です。
とにかくSF設定が凝っている作品で、そういった設定面をセリフではなく丁寧に画面で見せてくれました。1話~8話では船団の構造や社会形態を見せるシーンが多くて僕なんかはそういった所で心を掴まれましたね。
監督の村田和也さんは監督作が少なく、僕はノーマークだったんですがこれからチェックしたい監督さんの一人になりました。

あとなんといってもEDの映像がね。なんともノスタルジックな演出と今時の綺麗な作画の組み合わせはドキっとしましたねぇ。(エイミーのパンツ見えるし)




それでは、また次回。

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プロフィール
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いちナぎ
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自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
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基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
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