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800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
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2013年2月17日から23日までに放映されたアニメの感想です。


ジョジョの奇妙な冒険 20話


いやー参ったね。とんでもなく良く出来た回だった。
シーザーの死は2部屈指の名エピソードだからこの制作陣が力を入れてこない訳がないと構えてみていたんだけど、あっさりその予想を上回る出来に仕上げてきたわ。
作画・演出・演技どれもいい仕事しすぎ。

特に神砂嵐を食らった所からラストまでは一分の隙もない仕上がりでしたねぇ……。
すげぇもん観してもらいました。


新世界より 20話


こちらもジョジョに負けず物語が佳境に入り、今までの振りを存分に生かした展開をしております。
呪力に頼りきった人間の脆さとバケネズミ側のえげつない殺意の組み合わせが絶妙でゾクゾクする。この状況を創造した原作者が恐ろしい……。
いわゆるホラー作品にありがちな単に理不尽な状況ではなく、きちんと設定と論理を組み合わせて作り上げている逃げ場の無さがより一層無力感と絶望感を煽ってきて引きこまれますねぇ。


ラブライブ! 7話


シリアスな話にも関わらず各キャラが安定してギャグを放ってくる隙の無さ。これがラブライブの恐ろしさよ……。
あらかたキャラが固まったかなと思いきや、微妙な関西弁でお馴染みの希がまさかのレズレイプ要員として頭角を現してくるというカオスぶりに目が話せません。

ギャグといえば花陽と矢澤のアイドルオタ設定が被っていることを逆手に取ったネタ(矢澤が遅れてラブライブの報告にくる場面)にはちょっと感動した。
普通はあのキャラ被りを暗黙の了解としてスルーしちゃいそうなもんなんだけど、あえてキャラ被りに着目したネタに昇華したのはスゴイわ。

あと冒頭の花陽のスゴイ目つきなんかも好きだなぁ。ああいう作画陣主体のギャグもあるとスタッフ全員がこのアニメの持ち味を分かっているということが伝わってきて良い。
スゴイ目つき

アニメ雑感


最近どうもジョジョ・新世界より・ラブライブ!の安定感がすごくて他のアニメに触れられないね。
とりあえず他に継続視聴してるのは、PSYCHO-PASS、まおゆう、ビビオペ、テンペスト、琴浦さんですね。
まぁどれも楽しく見てるしそれぞれ良い所があるんだけど、1話辺りの完成度とか語りたい!って衝動が前述の3作品に勝てないんだよなぁ……。
ちょっと今クールは上位陣とそれ以外との開きが大きい感じがする。

あとショートアニメは結局あいまいみーとロボットアニメだけが残った形に。ある程度尖っていて、かつ自分の趣向にハマらないとショートアニメの継続視聴は辛いかなぁ……。あ、ヤマノススメはあとでまとめて観るつもり。



それでは、また次回。

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2013年2月10日から16日までに放映されたアニメの感想です。


ジョジョの奇妙な冒険 19話


毎回原作再現率の高いアニメだけど今回は特に良かったなぁ。
元々「死の崖へつっ走れ」は好きなエピソードなんだけど、かなり満足のいくアニメ化でした。
崖へのチキンラン・そして落下中の攻防(約5秒で谷底へ激突!)という瞬間的なやりとりなのに長々とセリフがあるという無茶苦茶なエピソードなんだけど、スピード感を感じさせる演出でグッと引き込まれて荒唐無稽さを感じなかったわぁ。
また、落下中のやり取りをあれだけ長々と描いたのと対比的にカーズの着地シーンを高速で表現したのは上手いやり方だったねぇ。

PSYCHO-PASS 17話


うん、槇島さんが強いのは前回でよく分かったつもりだったけど認識が甘かったわ。
槇島さんは”超強い”の間違いだった。

生身の人間が素手でサイボーグと格闘して勝つどころか、解体してしまうとかハリウッド映画だってそんな無茶苦茶なキャラ出てこねぇよ。超笑ってしまった。
いやー、やっぱPSYCHO-PASSってこういう路線のほうが絶対良いって。変に社会派とかやるよりSF世界でコマンドーやろうよ。
ラストはシビュラシステムが操るサイボーグ軍団 VS 槇島・狡噛で第三次世界大戦だよ。

新世界より 19話


いやー今までの溜めを解き放つホラー展開にゾクゾクするわ。素晴らしい。
そして完全に死ぬために出てきた新キャラ達がホラーテンプレを忠実に守りながら死んでいく様は最高だね。

”アイツ”の表現も悍しい叫び声と闇を纏った姿で正体を隠しつつ自己主張の強い表現になってて上手いなぁ。
正体はおそらく真理亜なんだろうけど、この予想を裏切ってきたらたまげるなぁ。期待。
期待といえば”アイツ”が悪鬼化した理由とバケネズミに操られている理由だよね。そうとうエグいやつを期待してますよ!


gdgd妖精s(2期) 6話


gdgd妖精sは2期になってから「どうも違うな」と違和感を抱きながら見ていたんだけどようやくその違和感の正体がわかった。
1期のgdgdはトークパート・CGパート・アドリブパートと明確に構成分かれていてバラエティ番組の手法で脚本が書かれていたのに対して、2期はシルシル・ピクピク・コロコロというアニメキャラでコメディをやろうとしてるんだよね。
いわばバラエティ番組とコント番組の違い。個人的にはテレビよりラジオが好きだからラジオ番組で例えると、トーク主体の番組で構成作家が変わったら急にラジオドラマ主体の番組に変わった感。

これ完全に趣味の問題なんだけど個人的には1期のバラエティノリが好きだったなぁ……。ちょっと2期は同人作家の作ったパロディって感じがしちゃってなぁ……。

で、1期の脚本やってた石舘光太郎さんが監督・脚本で別アニメやってるじゃないですか。直球表題ロボットアニメ
こっちのほうが俺の望んでいたgdgd2期なんだよね。gdgd妖精ってただ手抜きのギャグアニメってだけで受けた訳じゃなくてあのアニメに有るまじきノリが異色で受けたんだと思うんだよなぁ……。
巷のアニメ評を見てると、gdgd2期派と直球表題派でハッキリと好き嫌いが分かれるみたいだけど俺は直球表題派です。



それでは、また次回。

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2013年2月3日から9日までに放映されたアニメの感想です。


PSYCHO-PASS 16話


単発回が弱いPSYCHO-PASSだけど一応本筋の槇島さんが絡む話は面白いね。今回はアクションシーンも多くこの作品の魅力が溢れていたように思います。(トリックとかSFギミックの使い方に工夫がないので消去法でアクションが見所になってしまってるわけですが。それはそれとしてアクションアニメとして成立してるので結果オーライで。)
まさか槇島さんが普通に肉弾戦で戦えるキャラだとは予想もしてなかったし、あのヘルメットが鈍器になるのにはビックリですよ。
なんというかこういう破天荒さがこの作品の魅力かなという気がしてます。あんまり真正面から期待していないとも言いますが……。
それと、いままで特に見せ場も無かった縢がシビュラについて語るシーンなんかも意外とキャラが立ってて面白かった。それだけにここで退場はちょっと惜しいなぁ……。というか16話もやってるのにサブキャラのキャラが立ってなくて色々惜しいんだよなぁ。

そしてこれからまた大きく話が動きそうな前フリが出ましたが、ちょっとあのロボは……。いや今後の展開しだいだけどああいう立場のキャラがロボだとちょっと笑っちゃいますね。


ラブライブ 5話


矢澤先輩がかなりぶっ飛んだキャラでなかなか良かったな。(ED曲のインパクト含め)
ただ素の状態の矢澤は徳井青空がよく馴染むのだけど、にこ状態だとちょっとそらまるの手に余る感が……。あそこはもっと媚びた演技にしたほうが良かったと思うんだよなぁ。
ああいう裏表を見せる演技だと個人的には田村ゆかりがラジオでやる素のテンションと猫被った演技が理想的。まぁ田村さんのギャップを見せる芸は完全に職人技の域に達してるからアニメとはいえ再現させるのは至難の技だろうけど。


ビビッドレッドオペレーション 5話


メチャクチャ重い話のはずなのにお尻描写がシリアスさを中和どころか侵食していくこの感じ…。高村監督のこだわりが成せる業としか言い用がないです。
今回は特に拳銃をケツに直接突っ込むシーンが素晴らしすぎて、なんかもーいろいろどうでも良くなりました。


まおゆう魔王勇者 6話


いままで空気だった勇者パートと魔王パートが交わる話だったんだけど色々と早回しの展開でちょっと勿体無いなぁ。カタルシスもクソもない。
年代経過からみても駆け足でやってるのも分かるのだけど盛り上がりどころは大切にしてほしいなぁ。



それでは、また次回。

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プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
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