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800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
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坂道のアポロンとつり球が最終回を迎えたので全般的な感想を記します。

坂道のアポロン


視聴後に「良いアニメを観た!」っていう充実感がわく良作でした。
”Mr.面倒臭い”こと薫さんの乙女回路っぷりに若干イラっとすることがあったものの、少女漫画原作ってことを考えればそこまで嫌じゃないかな。
千太郎と喧嘩してもどうせ仲直りするしって安心感が半端じゃないし。

原作をどのくらい消化したのか分らないけど本当はもうちょっと長尺で観ていたいアニメだったなぁと思う。2クールには原作が足りないんだろうけど……この辺はなんとも惜しいね。

後は放映直後から各所で何度も書かれているけど、とにかく演奏シーンが素晴らしい。演奏も作画も気合入りまくりなので未見の人には是非観てほしい。


つり球


案外ちゃんと着地して一安心。
総合的には可もなく不可もなくって感じのストーリーで上手くまとまった佳作って感じかな。
終盤の話が盛り上がる所で作画がパワーダウンしてしまったのが残念だったなー。

あとはキャラクターを好きになれるかどうかで評価が変わるかな。個人的にちょっとハルが好きになれなかったのが辛いかなー。
逆に終盤のヤマーダの輝き方が好きだったので、もうちょっと早く主人公組と絡んで欲しかったってのはある。

それと作品の雰囲気が”ドライブ感全開”って感じの序盤から、終盤には”青春ド真ん中”って感じに変わっていくのだけど、どっちが好みかって感じなのよね。
これは各所の感想見てても本当にはっきり分かれる所。終盤が好きな人は序盤の雰囲気が苦手っていうし、逆に序盤で引き込まれた人は終盤にアレ?ってなったみたい。

俺は個人的に序盤の雰囲気が好きだったのでもっと訳のわからない所に連れていって欲しかったなーってのがあるんだよね。
まぁこの辺は本当に好みの問題だし、終盤の雰囲気も嫌いじゃないんだけどね。




というわけで、2012年春のノイタミナ感想でした。
いやー2本とも楽しめたのでナイスなラインナップだったなぁ。

それでは、また次回

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モーレツ宇宙海賊が最終話を迎えたので全般的な感想を記します。


モーパイに関してはとにかく良かった!今の所2012年放映アニメの中ではダントツで1位に挙げたいくらい面白い。
こんな素晴らしい作品を創ってくれた佐藤竜雄監督にありがとうを伝えたい。

ありがとう、そしてありがとう!


振り返ってみると1・2話が多少危ういかな?と感じた意外はとにかく面白さの安定感が半端じゃなかった。毎週楽しみに放送を待って、毎週その期待に応えてくれるアニメがあるという事の素晴らしさですよ。

モーパイの魅力の一つは多数のキャラクター達が余す事無く魅力を発揮した所かなと思う。
初めはモブにしか見えなかったヨット部員達がいつの間にかみんな独特のキャラクターになっていたのはちょっとビックリしたわ。
もちろん弁天丸を始めとした海賊サイドのキャラもみんな濃いキャラをしていて、ほとんど退屈なシーンが無いんだよね。

なかでも屈指のキャラクター性を発揮したのはグリューエル姉妹とチアキちゃんかな。
どっちも最初はかなり真面目なキャラクターだったはずなのにドンドン壊れていくんだもんなぁ……。
25話でのチアキちゃんレコーディングと、26話での姫さまがオデット2世でマリカを助けにきていたシーンなんかは「そうそう!この二人なら絶対こういう事する!」って腑の落ち方が凄かった。
しかもどっちも本筋と関係ないシーンなんだから唸ってしまう。

細かいキャラクターの掘り下げを怠る事無く26話描き切ったからこその両シーンなんだと思いますわ。





これだけキャラについて語ってるとモーパイはキャラだけのアニメなの?って思うかも知れないけど、それは全然違う。
最近のアニメでは珍しいくらい細かくSF設定を詰めていて、かつ設定語りだけで終らないストーリーが用意されている王道スペースオペラとして良くまとまっていました。
この”スペースオペラ”って所が重要で、基本はSF設定を守りつつエンターティメントの為ならご都合主義も辞さないっていう作品の温度がいちナぎにとってとても心地良かった。
熱すぎず、冷たすぎない、ちょうどの温度。竜雄監督の過去作から取って”温めの『冷たい方程式』”って言葉がモーパイを良く表しているじゃないかと思う。

おそらくカッチリとしたSFを望んでいる人にはご都合主義が鼻に付くのだろうけど、そこは、いいじゃないと思うのですよ。
だって女子高生が宇宙海賊をやる時点でアリエナイ展開なんだもの。
硬派なSF設定のなかでおふざけをするっていうのが、この作品の一番の肝なんじゃないかな。




さて物語はキチンと一段落ついたものの、まだまだ未来を予感させるエンディングに思わず2期を期待したわけですが

『 劇場で逢いましょう 』

ってなわけで劇場版ですよ!劇場版!
TVアニメの映画化でここまでテンション上がったのいつ振りだろうってぐらいテンション上がりました。
TV版のテイスト守った素敵な作品に仕上がることを期待してますよ。
(間違っても劇ナデみたいな展開はヤメテクダサイネ……。)


それでは、また次回。

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アクエリオンEVOLが最終回を迎えたので全般的な感想を記します。


どうかねEVOLは?みんなはどうだった?
俺はちょっと無いなーって感じだったわ。
どうもMIXが拉致されて以降のシリアス展開が厳しかったかなと。個人的にはアクエリオンはもっとギャグに寄って欲しかったなぁ。

シリアス展開するならするでオチがあの最終回なの?っていうのは拍子抜け。
単純にアマタの愛とミカゲの憎悪って対立にするならバカ展開でも良かったじゃんと思う。
シリアスにするならもっと他の登場人物も絡ませて解決に至って欲しい。カグラとかあんなに美味しい立ち位置にいるのに最後にアマタの後押しするだけって……。
ただカグラはまだ恵まれている方で他のメンツに至ってはただ見てるだけだもんなぁ。せっかく神友合体とかMIX+アンディ合体とかあったのに普通にミカゲにやられてお仕舞いなのはどうかと。

素材も尺も十分揃ってただけに料理の仕方が雑でもんにょりというのが総評になるかなぁ……。
3話~17話までは文句なしに面白いんだけど……。


それでは、また次回。

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プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
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