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800画報アニメ観戦記

アニメの感想とか近況報告
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2013年秋アニメ初回放送分感想 (2013/10/31 )

さて、ずいぶん遅れてしまいましたが2013年第4クール開始アニメの1話レビューです。
いつも通り、視聴対象はキッズ系アニメと1期未視聴の2期作品を除いた新作アニメです。
点数付けはしませんが、評価の高い順にレビューしていきます。後半になるほどdis成分多めになるので注意してください。



ガンダムビルドファイターズ

いきなりキッズ作品じゃねぇか!
いやまぁ申し訳ない、この作品だけ番外編ってことで取り上げさせてください。

まぁとにかく良く出来てる。この作品をキッズ向けと侮ってはいけません。キッズ層からオタク層まで完璧にターゲットしてエンターティメントに仕上げていて度肝抜かれました。
制作サンライズってことで2Dガンダムがグイングイン動くのも堪らんですね。1話からギャンVSWガンダムという有り得ないマッチングで作品の性質を完全に活かした作りになっています。

ホビーアニメのテンプレを押えつつ、ガンダムが積み上げてきた歴史と技術を惜しげも無くつぎ込んだ非常に贅沢なアニメです。
公式サイトでの配信も有る有り難い視聴環境なので是非観て欲しい。

キルラキル

ガイナから独立したトリガーのTVアニメ第一作。今石監督×中村かずきということでグレンラガンを彷彿とさせる勢いがあり自由な作画&脚本で非常に爽快感ある作品。細けぇことはどうでもいいから楽しみやがれ!ってセリフが聞こえてきそうな制作姿勢がビンビンに伝わってきて堪りません。

メチャクチャな学園&バンカラヒーローという組合せは仮面ライダーフォーゼも彷彿とさせますね。フォーゼでは実写故にできなかった無茶なアイデアをこっちにぶち込んだんじゃないかと思うくらい一から十まで無茶苦茶でもう何が起きても驚かないと覚悟完了できる1話でした。

また、元ガイナ組らしい作画での遊びも多くて、恐らく今回の作画面のテーマはレトロなアニメ演出ってことなんでしょう。動きから背景から徹底してセル画時代を彷彿とさせる手法が盛り沢山で楽しんでいることが伝わってきます。
まぁそういう遊びを視聴者側が楽しめるかどうかって部分で好き嫌いは分かれるわけですが、まぁ元ガイナ組ですからいまさらそんなツッコミも野暮ってもんです。

ガリレイドンナ

今期のノイタミナ枠その1。
A-1制作でキャラデザが足立さんってだけで俺得なんですが、梅津監督久々のオリジナル作品ってのもポイント高い。
というか実際観てみたらいい具合に梅津さんの作風が現代的にリファインされていて震えました。MEZZO以来、梅津監督の作品に触れてなかったのも大きいわけですが一度自分の作風を確立した後に、ここまできちんと時代に合わせて変化できるクリエーターも珍しいんじゃないだろうか。
しかもベースは梅津さんの作風からズレてないってのが格好いいじゃないですか。美少女!メカ!アクション!は正義です。

たぶんA-1と組んだってのも一つの勝因な気がします。梅津さんのエンタメ哲学をバックボーンにしつつA-1特有のさらっとした画面が軽やかな仕上がりになっていて不思議な爽快感がありますね。

あと脚本陣に倉田さんがいるのが要注目ですね。シリーズ構成を置いてないのは監督が舵取りするからかな、と。
とりあえず1話は軽妙なやり取りが多くて脚本面からも楽しめそうな予感がしています。

サムライフラメンコ

今期のノイタミナ枠その1。ザ・倉田脚本アニメ。
倉田さんノイタミナ2本に同時参加ってすごい意欲的ですね。ガリレイドンナは梅津さんの世界観がベースになっているけどこちらは倉田さんが好きなようにやってる感が強いです。倉田さんの分野であるオタクの生態、グダグダな人間関係が作品のべースになっていて単なる日常描写だけでも楽しすぎる。
そのくせヒーロー哲学に基づいた社会批判も盛り込んでいるんで見応えのある作品に仕上がっています。
というか「現代社会を舞台に正義を語る」という扱いの難しいお題を羽佐間と後藤の関係性、キャラクター設定の絶妙な匙加減で上手くバランスを取って成立させる手腕は見事としか言いようががありません。

作画面にいちまつの不安がありますが、監督が数々の堅実な仕事をこなしている大森さんなのでなんとかなるんじゃないかと。manglobe久々のオリジナル企画なので好スタートを切っているので是非最後まで頑張って欲しいところです。

京騒戯画

WEB版も観てたし期待感大な作品なんだけどこの位置なのは圧倒的にエンタメ分が不足しているから。
いや作画・演出上の遊びやリズム感は非常に楽しくてワクワクするんですけど、不思議系脚本はやっぱ苦手っす。まぁ映像面の評価だけど上位にいるって次点でスゴイんだけどね。

個人的にはキルラキル以上に評価分かれる作品なんじゃないかなぁと思います。

凪のあすから

P.A.WORKS&岡田麿里の鉄板タッグに依るドロドロ恋愛物。うひゃー1話目から拗れる要素が目白押しでワクワクするぜー!
海中の町という幻想的な風景と陸上のリアルな町並みという相反する要素を上手く同居させている画面作りが見事でした。作画に関してはPAなので安心して観ていられそうです。
あとキャラ原案にブリキさんが参加されているのが嬉しいですね。クセのある作風ですけど単純に好きなので。

境界の彼方

京都アニメーションの自前ラノベレーベルアニメ化第2弾。中二病があんまりだったのでちょっと構えつつ観ています。
まぁ真っ当に異能力バトル物を下敷きにしてる感じですかね。
作画・アクションに関して申し分無いわけですが、京アニの過去作を見て分かる通りそれだけではアニメは成立しないのでやはり脚本面でどのぐらい健闘できるかが勝負かと思います。
1話時点だとちょっと主人公の性格設定が辛め、というかツッコミが下手なのでもうちょいなんとかしてほしいところですね。

弱虫ペダル

深夜枠にしておくのが勿体無い深夜のキッズアニメ。
原作の時点で少年漫画で競技自転車を取りあえげている意欲作なのでちょっとこれを深夜でやるのは勿体無いですね。
プロットも綺麗に部活物のテンプレをなぞりつつ競技自転車の説明を入れているので是非お子様に観て欲しい作品だったんですが……。
まぁ普通に楽しめる良いアニメになりそうです。

ぎんぎつね

これも夕方枠でやって欲しかったなぁというアニメですね。1話見た限りでは悪人いない系の世界観なので構えず観ていられそうです。
まぁまことのおぼこい感じと銀太郎のツンデレぶりを楽しめればそれで良いわけです。

それにしても金本さんとかな恵は処女っぽい女子中高生演じさせたら天下一だな、と思ってたら、別媒体だとまことの前CVがかな恵なんですね。分かってるなぁ。


東京レイヴンズ

ラノベ原作の異能バトル物ってことで俺の苦手分野かなと思ってたんですけど、意外に好感触。
男キャラ・女キャラを美形で固めつつ男向けにも女向けにも偏り過ぎないあたりがいいですね。そして個人的にはショートカットヒロインと金髪ロールが好みなので視聴モチベーション保てそうです。

メカ式神がちょっと違和感あったけどそれも今後の展開しだいかなという感じ。

ログ・ホライズン

NHKアニメのヒロイン力は世界一ィィィ!!ということでアカツキちゃん可愛すぎなアニメ。完全にノーマークだったわ。NHKはどれだけキッズをオタク道に引き込めば気が済むのか。
設定的にはMMO世界に囚われたって感じで特に目新しさが無いんでどこまで他作品と差別化できるかが勝負かな、と。

商品タイアップや強力な原作が無いと夕方キッズアニメを制作しづらい昨今、こういうアニメを夕方に放映してくれるNHKはマジで有り難いなと思います。

COPPELION

3.11の直撃を受けて制作延期になってた放射能アニメ。いやー、本来はもうちょっと荒唐無稽な設定を楽しむ作品のはずだったんですけど現実の社会事情を受けてどうにも重い話になりすぎてる気がしますね。仕方ないんですが。

原作的には序盤は若干迷走ぎみというか、小津姉妹が出てきてからのアクション寄りになったあたりからが本番かとおもってます。
やたらと延期しただけあって画面の完成度は高いので、あとはアクションがどのくらい魅せられるかというかんじですかね。

Kと同じスタッフ陣なので映像的には保証される……のか?個人的にKの評価が低いのでその辺なんとも言いがたいわ。

WHITEALBUM2

WAは無印のアニメも観てないし、ゲームも未プレイという状態で視聴してます。若干エロゲー特有のノリを感じつつもそこまで嫌じゃないかな。
というか「真っ当にラブコメを描いていきます!」という制作陣の意気込みを感じる1話だったんで期待して付いていこうかなと思いました。

のんのんびより

ちょっとビックリぐらいスローテンポな演出でしたね。これが吉と出るか凶と出るかは1話時点では判断付きません。
とりあえず笑いどころが1つでもあれば観ていけるかもという感じ。1話だと狸のくだりがちょっと面白かった。
個人的にのんびり日常系は苦手分野なんですけど、原作が4コマでは無いせいか全体の流れに整合性があってまだ観てて嫌じゃないですね。

ゴールデンタイム

ラノベ原作で大学生モラトリアム+恋愛ものってのは珍しい。いわゆるラノベ臭さは無いので入り口で躓くこと無く入っていけるのはいいかな。
ただ大学生モラトリアムはそれはそれで扱いの難しい分野なのであまり楽観はできませんが。

ヒロインのCV・OP・EDが見事にほっちゃん縛りになっていて圧倒的スタチャ力を感じざるを得ませんね。うーん、まぁ今更文句も言いませんけどもうちょっと手加減してくれとは思う。

蒼き鋼のアルペジオ

全編3DCGってのはかなり冒険ですね。戦艦描写は迫力あるのであとは人物描写がどうなるか注目していきたい。
1話時点だと頑張って2D作画に寄せているのは分からなくもないけど、それじゃただ単に作画の代用品になっちゃってるかなぁという印象が残りました。

あと岸監督は今年2連敗中なのでアルペジオで名誉挽回して欲しいところです。

てさぐれ!部活もの

gdgd妖精s、直球表題ロボットアニメに続く低予算バラエティアニメですね。
まぁ声優さんのアドリブ力と制作陣のコーナー作りが全ての異色枠なので特に語ることはありません。前2作は面白かったので今回も頑張ってください。

ミス・モノクローム

ほっちゃんの趣味アニメという噂の何か。いや調べたらいいんだろうけど別にそういう気力も湧かないので……。
個人的には岩崎良明監督なのにちょっと面白いというのが衝撃でした。(失礼)

機巧少女は傷つかない

実にMFらしい異能力バトル物。というか今回い能力バトル多いな本当!まぁそれぞれの作品で味があって悪くないんですけど。
そんな中で本作はかなり中学生男子向けなチューンナップで、まぁ、好きな人はどうぞといった感じ。

いやマスターにベタ惚れなアンドロイド娘とか好きですけどね。

アウトブレイク・カンパニー

中学生男子向けチューンといえば本作もそう。
むしろこっちは徹底的に市場調査した上で中学生男子を狙い撃ちにきた感バリバリ。この狙い撃ち方はある意味爽快というかなんというか。
まぁとにかく俺はターゲット層に入ってないんだなぁということが完全に理解できる1話でした。

昨今のオッパイ・パンツが乱舞する萌えアニメ界隈で、その辺封印してあくまで”萌え”の範囲に留めているのは好印象ですね。

BLAZBLUE

1話次回予告での「格闘ゲーム原作アニメのジンクス云々」という杉田さんのセリフが全てを物語っています。いやー難しいね格闘ゲームのアニメ化は。
まぁ僕的にはストーリーは二の次でガシガシ動いてアクションしてくれればそれで良いかと思っていたんですけど、どうもその肝心の作画が低調なようで……。
OPも間に合ってませんしねぇ……。

アークシステムのゲームの世界観とかキャラデザインは好きなだけにこの結果は残念です。

俺の脳内選択肢が学園ラブコメを全力で邪魔している

バカエロラノベですね。
特に語る要素もありませんがこの突き抜け方は潔いと思います。

ストライク・ザ・ブラッド

ラノベ原作異能力バトル。……一体何個目だ!
えーと今期の異能力バトル物の中では一番ラノベ臭かったです。なんかヒロインも主人公も設定もありがちかつノッペリしていて個性が見えませんでした。
せめて機巧少女ぐらい突き抜けましょう。

ワルキューレロマンツェ

どういう方向に振ってくるかなぁと思ってたんですが、おパンツ枠ですか……。
まぁエロゲ原作だしね。主人公や主題のシリアスさがアンバランスな感じですがまぁいいか。
清水愛の声をを堪能できるという点では優れています。

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。

俺の脳内選択肢~と同じくバカエロ寄りなラノベ原作アニメで可もなく不可もなくって感じなんですけど、まぁ、2期前に放送していた「はたらく魔王さま!」が良く出来た作品だっただけにこちらの作品が霞むねぇ……。
ほとんど同じような着想でここまで差がでるか、と。超絶美人の隣に座ってしまったブスを観るような哀れさ。
せめ放送順が魔王さまと逆だったらここまで可哀想な感じにはならなかったと思うんだけどね。

メガネブ!

うーん、BL層向け?わざわざオリジナルアニメでやる内容かな?と首をひねりたくなるぐらいBLしか要素が無い。
一応バカ部活物の皮を被っているんですが致命的にギャグが弱いのでそれも成立してないんだよなぁ。

まぁ僕自身がターゲット層に入ってないんでアレですけど、うーんコレはどこ向けなんだろうか……。BL好きな人には受けるのかしら?

世界でいちばん強くなりたい!

今期ブッチギリの最底辺アニメ。むしろどこまで落ちるのか興味が付きないという意味で見続けてもいいと思う。
脚本・演出が糞なのは仕方ないとして、オッパイしか売りがないのになぜ1話から作画が低調なのか?どうしても理解が出来ない。

アーススターは次々と駄ニメを世に送り出して一体何がしたいのだろうか……。





いや、いつも通り作品数多くて書ききるのが辛いですね……。
今期は結構実力派の作品が多くて中途半端なクオリティの作品だと視聴本数を絞るために1話で切らざるを得ないということが多かったです。
機巧少女とか勇しぶなんかはもうちょっと見続けてもいいかなと思ったんですがどうにも時間が無くて1話切りでしたねぇ。

まぁ面白いアニメが多いのは良いことなんですが。

それでは、また次回

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プロフィール
HN:
いちナぎ
性別:
男性
自己紹介:
2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
移転先

基本ネタバレ含みますのでご注意ください。
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