800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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劇場用アニメ「おおかみこどもの雨と雪」の感想を記します。
感想記事を書く時期を完全に逸した感が否めない……。すべてはこのクソ暑い気候が悪いのです。
巷の感想記事なんかを読んでると賛否両論なんで、まずはとりあえず大枠での感想をば。
いくつか難点はあるものの良い映画だと思いました。
ひとによって好き嫌いが激しくなる要素が入ってるなぁと思いつつ作画・演出・脚本が高いレベルでまとまっているので80点以下の点数にはならないだろうと。この時点で映画の入場料分は楽しめる。
そこから先は個々人の趣味で何点上乗せさせるかって話で僕的にはプラス1点で計81点の映画でした。
ちなみに時をかける少女は95点・サマーウォーズは88点。
なんで過去2作より低い点数になるかといえばまず普通にテーマに共感できないというのが1点。
20代の童貞男子に「子育て」なんてテーマはハードルが高すぎ。
あとは、全体見てもっと子育てパートを長くしても良かったんじゃないかなと感じた事かなー。
大雑把に言うと都会パートいらないんじゃね?的な。
方々でツッコミ入ってるけど他人の手を借りずに2児を1年間一人で育て上げる財力を狼男が残してたの?ってすごい疑問。あと都会の冷たさと田舎の人当たりの良さみたいな描写が鼻に付きすぎるし。
子供向け映画なら都会・田舎の単純比較は嫌じゃないのだけど、この映画は明らかに子供向けじゃないしね。(ただし宣伝的には『この夏、親子で見れるファンタジー映画!』みたいな押しが強くてゲンナリ。この辺は別の問題があると思うわ。)
普通の大人なら都会には都会の良さが、田舎には田舎特有の嫌な所があるって知っているしねぇ……。
まぁこの辺の田舎礼賛思想は細田監督か脚本の奥寺さんの思想っぽいんで苦笑いでスルーしとく部分かなと。
と、ネガティブな文章が続いたけど、最初に書いたとおり上記の点を除けば全然面白い映画なので普通に観た方が良い映画ですよ。
最後の、雨と雪それぞれの親離れのシーンは「あぁこのシーンのための120分だったんだな」と素直に納得できるし感動する。
逆にここで納得できないとクソ映画扱いになるのかなという気がしないでもない。(なので子育てパート長くして雨と雪に対する感情移入度を上げたほうがいいんじゃね?と思うわけだけど)
最後に次回作への懸念というか映画本編と関係ないちょっとアレな話。
上のほうでもちょっと書いたけど、稀有なアニメ作家に夏のファミリー向け映画と作らせようとする風潮ってどうにかなりませんかね?
そんなのたまたま宮崎監督が子供向け映画作るのが好きだっただけだっての。なにを夏の風物詩にしようとしてるのか本当に疑問だしイラつくわ。
細田監督には普通に大人が楽しめる大人向けのアニメ映画を作ってもらいたいです。
それでは、また次回。
感想記事を書く時期を完全に逸した感が否めない……。すべてはこのクソ暑い気候が悪いのです。
巷の感想記事なんかを読んでると賛否両論なんで、まずはとりあえず大枠での感想をば。
いくつか難点はあるものの良い映画だと思いました。
ひとによって好き嫌いが激しくなる要素が入ってるなぁと思いつつ作画・演出・脚本が高いレベルでまとまっているので80点以下の点数にはならないだろうと。この時点で映画の入場料分は楽しめる。
そこから先は個々人の趣味で何点上乗せさせるかって話で僕的にはプラス1点で計81点の映画でした。
ちなみに時をかける少女は95点・サマーウォーズは88点。
なんで過去2作より低い点数になるかといえばまず普通にテーマに共感できないというのが1点。
20代の童貞男子に「子育て」なんてテーマはハードルが高すぎ。
あとは、全体見てもっと子育てパートを長くしても良かったんじゃないかなと感じた事かなー。
大雑把に言うと都会パートいらないんじゃね?的な。
方々でツッコミ入ってるけど他人の手を借りずに2児を1年間一人で育て上げる財力を狼男が残してたの?ってすごい疑問。あと都会の冷たさと田舎の人当たりの良さみたいな描写が鼻に付きすぎるし。
子供向け映画なら都会・田舎の単純比較は嫌じゃないのだけど、この映画は明らかに子供向けじゃないしね。(ただし宣伝的には『この夏、親子で見れるファンタジー映画!』みたいな押しが強くてゲンナリ。この辺は別の問題があると思うわ。)
普通の大人なら都会には都会の良さが、田舎には田舎特有の嫌な所があるって知っているしねぇ……。
まぁこの辺の田舎礼賛思想は細田監督か脚本の奥寺さんの思想っぽいんで苦笑いでスルーしとく部分かなと。
と、ネガティブな文章が続いたけど、最初に書いたとおり上記の点を除けば全然面白い映画なので普通に観た方が良い映画ですよ。
最後の、雨と雪それぞれの親離れのシーンは「あぁこのシーンのための120分だったんだな」と素直に納得できるし感動する。
逆にここで納得できないとクソ映画扱いになるのかなという気がしないでもない。(なので子育てパート長くして雨と雪に対する感情移入度を上げたほうがいいんじゃね?と思うわけだけど)
最後に次回作への懸念というか映画本編と関係ないちょっとアレな話。
上のほうでもちょっと書いたけど、稀有なアニメ作家に夏のファミリー向け映画と作らせようとする風潮ってどうにかなりませんかね?
そんなのたまたま宮崎監督が子供向け映画作るのが好きだっただけだっての。なにを夏の風物詩にしようとしてるのか本当に疑問だしイラつくわ。
細田監督には普通に大人が楽しめる大人向けのアニメ映画を作ってもらいたいです。
それでは、また次回。
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最近観たアニメの感想を記します。
文化祭編(クドリャフカの順番)終了。十文字の推理はあっさり終らせて、各関係者の「期待」についてフォーカスをあてて着たのが意外だったな。
「期待させる事」、「期待する事」、「期待に応える事」とそれぞれの立場の心情を悲哀を交えた描写はなんとも割り切りづらく切ない視聴感を残したなぁ。このあえてスッキリとは解決しない感じが氷菓の持ち味なんだろうな。
「期待」というテーマを読み解くにあたって、補助材料として使えるなと思ったのは類義語辞典。
例えばこの辺とかで引いてみると、「期待」という言葉にまつわる表裏の意味合いが読み解けるんじゃないかなと思う。
個人的に好きな言い換え表現は「(大衆の)願望」、「甘いユメ」、「リップサービス」、「罪つくりな行為」。
それぞれキャラの心情や行動に当てはめて考えてみると面白いんじゃないかなと。
「期待」というテーマは前回の映画編(愚者のエンドロール)からの続きって捉えていいのかな。ここはあえて繋げたのか氷菓自体のテーマが「期待」なのかは今後のエピソードを観て判断したいところ。
それにしても、摩耶花と河内先輩の関係は多少良好なものになったと思うのだけど相変わらず漫研内での摩耶花の立ち位置が改善されて無いのが気になる……。
今後のエピソードでまたフォーカスが当ることがあるのかしら?
2週待たされてようやくAO分を補給。
なんかAOは劇中のキャラクター達は頑張ってアオ君をサポートしてるんだけど制作スタッフが延々アオ君を曇らせようとしている印象。鬼か。
アオ君は主人公然とした健気さが好印象なので意地悪な展開に負けないで欲しい。
で、新兵器が登場して「うおー!エフェクト超かっけー!」とか興奮してたらゴルディメンバーが消えていただえござるよ……。
なにこの曇らせ展開。ギャップが激しすぎて熱帯魚なら死んでるレベルだわ。
[うた恋い7話]
うた恋いは全然感想書いて無いけど毎回面白いです。
歌人ごとのエピソードを1話完結でやりながら、史実における時系列も意識した構成になっていてとにかく上手いなと思わされる作品。
キャラクターも砕ける所は思いっきり砕けさせているから取っ付きやすくて良い。
このアニメ観て小野小町に対する印象がかなり良くなったわ。
7話から平安中期編に入ってキャラクターもリセットしているので未視聴の方はぜひ観て欲しい。
[TARITARI7話]
来夏と和奏による罵倒コンボを喰らう田中を羨む声がネット上で続出。俺もあのシーンは大興奮。着メロにしたい。
紗羽の「ハゲろ!!」もとても良い。
[境界線上のホライゾンII 6話]
本編に英国史パロディが入りだしてもはや理解不能。俺が世界史未履修なんで判断不可能なんですが世界史って英国史の細かいところもやるんだろうか?
いまホライゾンで扱ってる部分がマイナーなのか常識レベルの知識なのかすら分らんわ。
というわけでひたすらオパーイとケツを楽しんでます。
あと1期でも思ったんだけど、ホラ子と主人公の問答ってやる必要あるのかな?
屁理屈のぶつけ合いが見せ場な作品って理解はしてるけど、あの二人の問答だけはちょっとやる必要性が全然見えなくて辛いわ。
心情の問題を問答としてクリアされちゃうと全然感情移入できんし。
ようやくアニメ視聴が本放送に追いついた・・・。
あとは、おおかみこどもの記事とコミケの感想記事書きたいけどいけるかなー・・・。
それではまた次回。
氷菓17話
文化祭編(クドリャフカの順番)終了。十文字の推理はあっさり終らせて、各関係者の「期待」についてフォーカスをあてて着たのが意外だったな。
「期待させる事」、「期待する事」、「期待に応える事」とそれぞれの立場の心情を悲哀を交えた描写はなんとも割り切りづらく切ない視聴感を残したなぁ。このあえてスッキリとは解決しない感じが氷菓の持ち味なんだろうな。
「期待」というテーマを読み解くにあたって、補助材料として使えるなと思ったのは類義語辞典。
例えばこの辺とかで引いてみると、「期待」という言葉にまつわる表裏の意味合いが読み解けるんじゃないかなと思う。
個人的に好きな言い換え表現は「(大衆の)願望」、「甘いユメ」、「リップサービス」、「罪つくりな行為」。
それぞれキャラの心情や行動に当てはめて考えてみると面白いんじゃないかなと。
「期待」というテーマは前回の映画編(愚者のエンドロール)からの続きって捉えていいのかな。ここはあえて繋げたのか氷菓自体のテーマが「期待」なのかは今後のエピソードを観て判断したいところ。
それにしても、摩耶花と河内先輩の関係は多少良好なものになったと思うのだけど相変わらず漫研内での摩耶花の立ち位置が改善されて無いのが気になる……。
今後のエピソードでまたフォーカスが当ることがあるのかしら?
エウレカAO16話
2週待たされてようやくAO分を補給。
なんかAOは劇中のキャラクター達は頑張ってアオ君をサポートしてるんだけど制作スタッフが延々アオ君を曇らせようとしている印象。鬼か。
アオ君は主人公然とした健気さが好印象なので意地悪な展開に負けないで欲しい。
で、新兵器が登場して「うおー!エフェクト超かっけー!」とか興奮してたらゴルディメンバーが消えていただえござるよ……。
なにこの曇らせ展開。ギャップが激しすぎて熱帯魚なら死んでるレベルだわ。
その他一言感想
[うた恋い7話]
うた恋いは全然感想書いて無いけど毎回面白いです。
歌人ごとのエピソードを1話完結でやりながら、史実における時系列も意識した構成になっていてとにかく上手いなと思わされる作品。
キャラクターも砕ける所は思いっきり砕けさせているから取っ付きやすくて良い。
このアニメ観て小野小町に対する印象がかなり良くなったわ。
7話から平安中期編に入ってキャラクターもリセットしているので未視聴の方はぜひ観て欲しい。
[TARITARI7話]
来夏と和奏による罵倒コンボを喰らう田中を羨む声がネット上で続出。俺もあのシーンは大興奮。着メロにしたい。
紗羽の「ハゲろ!!」もとても良い。
[境界線上のホライゾンII 6話]
本編に英国史パロディが入りだしてもはや理解不能。俺が世界史未履修なんで判断不可能なんですが世界史って英国史の細かいところもやるんだろうか?
いまホライゾンで扱ってる部分がマイナーなのか常識レベルの知識なのかすら分らんわ。
というわけでひたすらオパーイとケツを楽しんでます。
あと1期でも思ったんだけど、ホラ子と主人公の問答ってやる必要あるのかな?
屁理屈のぶつけ合いが見せ場な作品って理解はしてるけど、あの二人の問答だけはちょっとやる必要性が全然見えなくて辛いわ。
心情の問題を問答としてクリアされちゃうと全然感情移入できんし。
ようやくアニメ視聴が本放送に追いついた・・・。
あとは、おおかみこどもの記事とコミケの感想記事書きたいけどいけるかなー・・・。
それではまた次回。
最近観たアニメの感想について記します。
Anather0話は入手してたものの観る機会が無くていまさら観た。
鳴ちゃんファンディスクとして素晴らしい映像なんで、鳴ちゃん好きとしては買って損しない内容。鳴ちゃんと未咲のコンビがとにかく可愛らしい。ただそれだけに未咲が死んでしまうのが惜しいなー。謎解きの伏線になるから死んで貰わないと困るっちゃ困るんだけどねぇ……。
それと未咲というキャラクターを掘り下げることで、Another前半での鳴ちゃんの心情がより分りやすくなって良かったな。本編前半の鳴ちゃんは、シナリオ上のミスリードの役割があるにしても、とにかくローテンションだったからなぁ……。未咲を失った喪失感と「居ない者」を演じる事の空しさがない交ぜになってたんだろうな、とか思いを巡らしてみたり。
本編は基本的に恒一くんの話なんだけど、鳴ちゃん視点で見返してみたいなと思いました。
母親との死別をこう描くか……と唸らされた5話から解決編の6話。合唱部の仲間が良い距離感から見守ってくれてるのが良いなぁ。来夏の場合は天然なんだけど。
いやーそれにしても本作は合唱を良い武器にしてるなー。2話EDの心の旋律もグッときたけど今回のEDも良かった。
それと細かい小ネタも丁寧にやるから観てて飽きないんだよなー。今回でいうとケーキのくだりとか。(ケーキ投げ捨て→崩れたケーキの写メ→紗羽のメール)
大筋のストーリーも一人づつフォーカスを当てていく王道展開を丁寧にこなしていて好感が持てるし、ホント毎回楽しみな作品だなぁ。
[氷菓 16話]
卑猥な話で大ダメージを受ける千反田ちゃんがズルすぎるわ。
今回で恐らく推理材料は全部出揃ったはずなんだけど相変わらず自力推理は出来んな。
[ソードアート・オンライン6話]
そろそろ本編進めてくれないと辛いぜ……。それとも延々こういう小話を続けるんだろうか?
一応細かいシステム説明入れてるから完全に無駄な話でも無いんだけど……。
それにしても、まさかのエウレカAO2週連続放送休止でショックが隠しきれないですわ。
よくないとおもいつつスポーツ放送へのヘイト値がたまっていく・・・。
それでは、また来週。
Anather0話
Anather0話は入手してたものの観る機会が無くていまさら観た。
鳴ちゃんファンディスクとして素晴らしい映像なんで、鳴ちゃん好きとしては買って損しない内容。鳴ちゃんと未咲のコンビがとにかく可愛らしい。ただそれだけに未咲が死んでしまうのが惜しいなー。謎解きの伏線になるから死んで貰わないと困るっちゃ困るんだけどねぇ……。
それと未咲というキャラクターを掘り下げることで、Another前半での鳴ちゃんの心情がより分りやすくなって良かったな。本編前半の鳴ちゃんは、シナリオ上のミスリードの役割があるにしても、とにかくローテンションだったからなぁ……。未咲を失った喪失感と「居ない者」を演じる事の空しさがない交ぜになってたんだろうな、とか思いを巡らしてみたり。
本編は基本的に恒一くんの話なんだけど、鳴ちゃん視点で見返してみたいなと思いました。
TARI TARI 6話
母親との死別をこう描くか……と唸らされた5話から解決編の6話。合唱部の仲間が良い距離感から見守ってくれてるのが良いなぁ。来夏の場合は天然なんだけど。
いやーそれにしても本作は合唱を良い武器にしてるなー。2話EDの心の旋律もグッときたけど今回のEDも良かった。
それと細かい小ネタも丁寧にやるから観てて飽きないんだよなー。今回でいうとケーキのくだりとか。(ケーキ投げ捨て→崩れたケーキの写メ→紗羽のメール)
大筋のストーリーも一人づつフォーカスを当てていく王道展開を丁寧にこなしていて好感が持てるし、ホント毎回楽しみな作品だなぁ。
その他一言感想
[氷菓 16話]
卑猥な話で大ダメージを受ける千反田ちゃんがズルすぎるわ。
今回で恐らく推理材料は全部出揃ったはずなんだけど相変わらず自力推理は出来んな。
[ソードアート・オンライン6話]
そろそろ本編進めてくれないと辛いぜ……。それとも延々こういう小話を続けるんだろうか?
一応細かいシステム説明入れてるから完全に無駄な話でも無いんだけど……。
それにしても、まさかのエウレカAO2週連続放送休止でショックが隠しきれないですわ。
よくないとおもいつつスポーツ放送へのヘイト値がたまっていく・・・。
それでは、また来週。