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800画報アニメ観戦記

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ガールズ&パンツァー まとめ感想 (2013/04/01 )
TVアニメ ガールズ&パンツァーのまとめ感想です。




まぁいうまでもなく傑作でしたね。正直放送前は全然期待してなかったのでここまでの作品になるとは驚きです。
本当にアニメは始まってみるまでわからないなぁ、と。

部活モノの王道的なトーナメント制リーグを勝ち上がっていくプロットに、”負けたら廃校”というベタな動機付け、さらに弱小チームが奇襲戦法で強豪チームに挑むというこれまたベタなギミックで構成されていた本作ですが、ドラマ的な目新しさが無いシナリオでもここまで引きこまれたのは”キャラクター”と”戦車”という2本柱を丁寧に描写していった成果だったと思います。

戦車戦については全般的に水島監督が演出・コンテに関わってる回のクオリティが高く、最終回だけでも戦車視点(砲台の下にカメラを付けたかのようなカメラワーク)での打ち合いや、学校入口で立ちはだかるポルシェティーガー、戦車ドリフトなど映像的な見せ場を上手に見せてくれて素晴らしいエンターティメント作品だなと感心しきり。
僕はミリタリ関係の知識ゼロなんですが、そんな人間にも伝わるぐらい「戦車ってカッコイイだろ!」という熱意が伝わる戦車戦でした。


また、この作品の魅力の2本柱のもう一方のキャラクターついては、序盤の頃は「大洗女子の面子だけでもこんなにいるなんて多すぎじゃない?覚えられないよ」なんて思っていましたが回を追うごとに各キャラの魅力が浮き彫りになりネトゲチーム・自動車部チームが加わってもドンとこいなぐらい余裕でキャラを覚えられましたね。
これだけ大勢のキャラクターを生かす手法として短かくても印象に残るようなセリフを毎回入れていたのが特徴的だったかなと思います。短いセリフをポンポンといれることでセリフにテンポが生まれていたのも良い副作用になっていました。

大洗チームのキャラクターは皆お気に入りなんですが、特に思い入れがあるのが1年生チームです。聖グロリアーナ戦での敵前逃亡から徐々に成長していく姿が描かれていてサブキャラクターながらも彼女たち主体のドラマを感じさせてくれました。



大好評で終了した本作なので、世間的には「2期もいけるんじゃないか?」と期待があったり制作側からも2期に意欲を示す声が聞こえてきたりしますが、個人的には大洗女子のお話はこれで完結にして水島監督のオリジナルアニメ第2弾が観てみたいなぁというのが希望ですねぇ。
さて、どうなることやら。



それでは、また次回。

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いちナぎ
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2012年春から2017年までアニメ感想を書き溜めていました。現在はブログを移転しています。
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