800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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2013年08月18日~8月24日までのアニメ感想です。
ガッチャマンクラウズ 7話
ベルク・カッツェのキャラ設定・セリフ・演技がブチ抜けていて面白い!いわゆる煽り系の敵キャラなのに超強い、煽りも悪意に満ちていて強烈、そして宮野さんの演技がこの強烈なキャラのウザさ・怖さを増幅してますね。やっぱり悪役が輝くとヒーロー、そして物語自身も輝くわ。
単純なヒーロー物としても今回の話は滾る展開だったけど、この作品はテーマでもあるネットと社会の関わりという点で観ても興味深い戦いでしたね
カッツェVS丈は、ネットの悪意と旧来的な正義のぶつかり合いという風に読み取れるようになっているかと思います。この戦いを一方的なものとして描いた、という点に中村監督のメッセージが感じ取れますね。カッツェの戦い方も姿を隠しての遠距離攻撃だし、色々と意味深だわ。
また、今回の話でパイパイ・OD・丈の心の内が垣間見えて今後の人間ドラマにも期待が膨らみます。というか、パイパイあそこから逃げるかよ…。変身形態が超カッコイイからギャップがすげぇ。
物語シリーズセカンドシーズン 8話
阿良々木さんの血涙に全力で同意!!本当この人の荒ぶり方は人としてダメな方に全力すぎて最高だわ。今までは曲がりなりにも知り合いに対しての冗談・セクハラだったけど、今回完全に不審者のソレだったからな。
それにしても、タイムトラベルだけでも唐突だなと思ったけど歴史修正物にまで発展するか。とことん自由なシリーズだな。
マジェスティックプリンス 20話
チーム・ドーベルマンの戦死を丁寧に描いていて好印象。こういうシーンを感傷的に描けるか否かで脚本家の地力が試されると思うのだけど、そういう意味で吉田玲子さんは流石だと思います。吉田さんは尖った特徴があるわけではないんだけどきちんと基本を押さえた、地味だけど良い仕事をする脚本家ですよね。
また今回は元永監督のコンテ・演出回で脚本の良さを活かした良い演出になっていて涙を誘いますね。
タマキの動揺とそれを見守るメンバーの様子でチームラビッツの心情を感じられる良いシーンでした。
そしてドーベルマンが得た情報によって戦況が大きく動き、いよいよ最後の決戦への準備が整いましたね。戦略面でもそうですが、イズルの体調や、アサギの心境でも大きな山場を迎えるお膳立てが済んでいるのでいやがおうにも期待が高まりますね。
それでは、また次回。
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コミケやらネット断絶やらでほとんどアニメ感想かけなかったのでとりあえず作品ごとに最近の展開についての雑感をば。
進撃の巨人
壁外調査のエピソードはトロスト区の戦いを踏まえた上でさらに1段階上の展開を見せてくれる名エピソードなわけですが、アニメも綺麗に原作をなぞりつつ疾走感を失わないように演出されていてすごく見やすくてワクワクする出来になってますね。壁内で描いてきた市街戦とは違った見せ方をしていて、平野での戦いがそれまでの戦いと根本的に異なるということを上手く映像的に表現していて素晴らしいです。
進撃の巨人は本当に良いアニメ化ですね。
アニメ組の皆さんはこの疾走感が溢れつつ謎が散りばめられたエピソードを全力で楽しんでください。(あと全力でネタバレ回避してください。)
有頂天家族
金曜クラブでの鍋会から、弁天さまとの月夜のデートとなかなか贅沢に尺を使いますね。この辺のエピソードのしっとりとした落ち着きは一般小説原作ならではといった感じですかね。
この作品も原作読んでるのでこの段階ではあまり多くを語れないんですが、アニメ組の皆さんは各キャラクターの心の内を想像しながら観て頂くと今後の展開をより楽しめるんじゃないかなと思います。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い
愛すべき道化こともこっちが相変わらず絶好調で全然勢いが落ちませんね。毎度毎度こちらの予想を上回る惨めさを晒してくれるので楽しすぎる。EDもここの所連続で特殊仕様になっていて、綺麗に大落ちとしてEDが機能していて1本ごとの満足度が高いです。
ショートギャグの原作を使って、上手くアニメの30分の尺に流れを持たせているのはシリーズ構成と演出の上手さかなぁ。
BROTHERS CONFLICT
うわっ!妹ちゃんドエロい!義風堂々!!
信長が蘇ったくらいで驚いてはいけないのがこのアニメだわな。とにかく失笑につぐ失笑なんだけど、キャラクターと制作陣がどこまでもマジなことが恐ろしくて仕方ない。
マジェスティックプリンス
ケレス大戦以降のマジプリは本当に楽しすぎて困るね。今更ながらこのアニメが3Dロボアクションの新しい地平を切り開いていることを認識しました。こんなに観ていて気持ちのいい3Dロボバトルって初めてかも。ロボとは少し外れるけど新劇場版エヴァ相当だわ。
3Dには明るくないので技法的な部分は分からないのだけど、このアニメで採用している3D技法が今後のデファクトスタンダードになるとロボアニメの未来は明るいんじゃないかと。
ローゼンメイデン
相変わらず真紅・銀ちゃん・斎藤さんが可愛い。3人とも別ベクトルの可愛さを振りまいてくれるので本当、それだけでお腹いっぱいになれます。ダンガンロンパ
うーん、もう推理パートには期待しないほうがいいかなぁ……。個人的にはジェノサイダー翔がお気に入りです。
ガッチャマンクラウズ
予想以上に累君が面倒くさい子だ。これは本格的にガッチャマンVSギャラックスの構図になるのかしら、いやもう一捻りありそうだが……。あとこのアニメははじめちゃんとか累君の私服が豊富で良いですね。はじめちゃんなんかはほぼ毎回違う衣装じゃないかな?こういう所を拘ってくれるのは素直に嬉しい。
衣装が変わるごとにはじめちゃんって無駄な巨乳だなぁと思ってしまう。いや、大好きですけどね巨乳キャラ。
あとは作画頑張れ、マジ頑張れ!
プリズマ☆イリヤ
あれ?この作品ってガチにバトル物なんだ、と驚いたのは僕だけでしょうか?もっとお気楽な魔法少女物かと思ってたなぁ……。いやバトル物でもいいだけどさぁ……。
まぁそれはそれとして、水濡れ幼女にかける並々ならぬ情熱を感じる映像でしたね。イリヤも美遊もスカートじゃないからってケツからのアングルがあざとすぎますよ。
いいぞ、もっとやれ!
というわけで8月前半分を駆け足で振り返ってみました。
来週からは通常運行です。
それでは、また次回。
うん、普通に面白かったです。
ポニョとは別方向に宮崎監督の作りたい物作ってるなぁということが感じられる映画でしたね。
ポニョは子供向けという大義面分の元、ガチガチに尖ったニッチ層向け映画でしたが、本作はさすがお子様向けではないにしろ、ミーハーな一般層が生ぬるい覚悟で視聴に挑んでも満足させられる出来になっていると思います。
ゼロ戦を設計した堀越二郎をモチーフにした映画ということで、テーマ的に渋くてニッチ。作中の描写も渋い題材にふさわしく余計な説明が省かれているので、知識が無いと分からない点は多かったように思います。というか僕自身がミリ知識も当時の情勢も知らないことだらけなので、あぁここの所もっと深く知ってればなぁ、と思うことが多かったです。
例えば、当時のドイツの工業力やユンカース航空機製作株式会社についての知識、ゼロ戦が戦時中にどういった活躍をして他の戦闘機との差異はなんだったのか、といった点ですね。
とはいえ知識の無い人でも楽しめるように夢のシーンで分かりやすく二郎の飛行機に掛ける思いを演出したり、奥様との恋愛描写に大きく尺をとったりと工夫が凝らしてあってさすが宮崎アニメだなと唸りましたね。
この文章の冒頭で「普通に」と言ったのはこういった僕の知識不足のせいでフィルムとしてはかなり高いレベルで娯楽作品かつ宮崎監督の趣味映画として完成していると思います。
多分知識の揃った人が見ればもっと高く評価する作品なんだと思います。あくまで想像ですが。
兎にも角にもやっぱり宮崎アニメって随所に観客が楽しめるような配慮が行き届いていて、圧倒的な演出力と作画でその物語を支えるんだから面白いわなぁ、ということを再認識できて良かったです。(ポニョの時はもうダメなんだと本気で絶望したし)
あ、それと庵野さんね。どうかね?まぁいまさら宮崎アニメのキャスティングについてどうこういうのも何だけど、声優使わないにしてもちゃんとした俳優さん使おうよ。
庵野さんも素人としては100点満点に頑張ったと思うし「庵野がいたからぶち壊しだ!」とは思わないけど、やっぱり他の役者陣とは1枚も2枚も劣るし、観ていて「あぁこのシーンはちゃんとした役者が演じればもっと良いシーンになっただろうな」と思うことが多々あったですよ。
このキャスティングは駿お爺ちゃんの悪ふざけでしか無いよなぁ……。
それでは、また次回
ポニョとは別方向に宮崎監督の作りたい物作ってるなぁということが感じられる映画でしたね。
ポニョは子供向けという大義面分の元、ガチガチに尖ったニッチ層向け映画でしたが、本作はさすがお子様向けではないにしろ、ミーハーな一般層が生ぬるい覚悟で視聴に挑んでも満足させられる出来になっていると思います。
ゼロ戦を設計した堀越二郎をモチーフにした映画ということで、テーマ的に渋くてニッチ。作中の描写も渋い題材にふさわしく余計な説明が省かれているので、知識が無いと分からない点は多かったように思います。というか僕自身がミリ知識も当時の情勢も知らないことだらけなので、あぁここの所もっと深く知ってればなぁ、と思うことが多かったです。
例えば、当時のドイツの工業力やユンカース航空機製作株式会社についての知識、ゼロ戦が戦時中にどういった活躍をして他の戦闘機との差異はなんだったのか、といった点ですね。
とはいえ知識の無い人でも楽しめるように夢のシーンで分かりやすく二郎の飛行機に掛ける思いを演出したり、奥様との恋愛描写に大きく尺をとったりと工夫が凝らしてあってさすが宮崎アニメだなと唸りましたね。
この文章の冒頭で「普通に」と言ったのはこういった僕の知識不足のせいでフィルムとしてはかなり高いレベルで娯楽作品かつ宮崎監督の趣味映画として完成していると思います。
多分知識の揃った人が見ればもっと高く評価する作品なんだと思います。あくまで想像ですが。
兎にも角にもやっぱり宮崎アニメって随所に観客が楽しめるような配慮が行き届いていて、圧倒的な演出力と作画でその物語を支えるんだから面白いわなぁ、ということを再認識できて良かったです。(ポニョの時はもうダメなんだと本気で絶望したし)
あ、それと庵野さんね。どうかね?まぁいまさら宮崎アニメのキャスティングについてどうこういうのも何だけど、声優使わないにしてもちゃんとした俳優さん使おうよ。
庵野さんも素人としては100点満点に頑張ったと思うし「庵野がいたからぶち壊しだ!」とは思わないけど、やっぱり他の役者陣とは1枚も2枚も劣るし、観ていて「あぁこのシーンはちゃんとした役者が演じればもっと良いシーンになっただろうな」と思うことが多々あったですよ。
このキャスティングは駿お爺ちゃんの悪ふざけでしか無いよなぁ……。
それでは、また次回