800画報アニメ観戦記
アニメの感想とか近況報告
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放浪息子14巻の感想です。
今巻はシュウ君の周り人たちの変化が中心に描かれていましたね。
インパクトが大きいのは海老名さん(みぃたんパパ)とマコちゃんの二人。シュウくんみたいに綺麗に女装できない人間は辛いよね…って話ですよ。いや、まぁ綺麗に女装できても辛い目に合うっていうのは今までに十分描かれてきているんだけど、自分自身でも「醜い!」とか「違和感ある!」なんて自覚しちゃうと余計被害妄想が広がっちゃって萎縮しちゃうわけですよ。
この辺の持たざる者のネガテイブスパイラルというのは女装でなくても共感できることが多いので、すごく興味深いですなぁ。
特にマコちゃんは頑張って自分なりの落とし所を見つけて欲しいなぁ……。
描写は少なかったけどシュウくんママの女装に関しての意識も描かれていてちょっとドキっとした。そこに踏み込むとは思ってなかったので。
ユキさんの親は拒絶という答えに行き着いてしまったわけだけど、シュウくんママが今後どういう答えを出していくのはすごく不安だなぁ。
そして今回意外にも変化の兆しを見せ始めたのが安那ちゃん。この娘の場合は、性的マイノリティというテーマから離れて単純にシュウくんとのお付き合いでのアレコレだけど。
今まで友達の延長のようなプラトニックな交際をしていた二人だけど、次第に距離が縮まってきた感があって凄くニヤニヤする。ちょっと気になるのは安那ちゃんの芸能界デビューだけど、これが悪い方向に作用しないといいなぁ。(作品のテーマから外れるしこっち方面での波乱は無いと思うのだけど…)
そんなわけで今巻の安那ちゃんハイライトは、83Pの1コマ目。
「嫉妬もするし、やらしいことも考えるよ」というモノローグが二人の距離感を表してて素晴らしい!
あと、巻末のオガツカズオさんの短編にホロリときてしまった。
それでは、また次回。
今巻はシュウ君の周り人たちの変化が中心に描かれていましたね。
インパクトが大きいのは海老名さん(みぃたんパパ)とマコちゃんの二人。シュウくんみたいに綺麗に女装できない人間は辛いよね…って話ですよ。いや、まぁ綺麗に女装できても辛い目に合うっていうのは今までに十分描かれてきているんだけど、自分自身でも「醜い!」とか「違和感ある!」なんて自覚しちゃうと余計被害妄想が広がっちゃって萎縮しちゃうわけですよ。
この辺の持たざる者のネガテイブスパイラルというのは女装でなくても共感できることが多いので、すごく興味深いですなぁ。
特にマコちゃんは頑張って自分なりの落とし所を見つけて欲しいなぁ……。
描写は少なかったけどシュウくんママの女装に関しての意識も描かれていてちょっとドキっとした。そこに踏み込むとは思ってなかったので。
ユキさんの親は拒絶という答えに行き着いてしまったわけだけど、シュウくんママが今後どういう答えを出していくのはすごく不安だなぁ。
そして今回意外にも変化の兆しを見せ始めたのが安那ちゃん。この娘の場合は、性的マイノリティというテーマから離れて単純にシュウくんとのお付き合いでのアレコレだけど。
今まで友達の延長のようなプラトニックな交際をしていた二人だけど、次第に距離が縮まってきた感があって凄くニヤニヤする。ちょっと気になるのは安那ちゃんの芸能界デビューだけど、これが悪い方向に作用しないといいなぁ。(作品のテーマから外れるしこっち方面での波乱は無いと思うのだけど…)
そんなわけで今巻の安那ちゃんハイライトは、83Pの1コマ目。
「嫉妬もするし、やらしいことも考えるよ」というモノローグが二人の距離感を表してて素晴らしい!
あと、巻末のオガツカズオさんの短編にホロリときてしまった。
それでは、また次回。
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2013年3月3日から3月9日までに放映されたアニメの感想です。
愛花の死の真相と真の絶園の魔法使いとのバトルというこの作品の1つのヤマ場でしたが、それに見合う良い脚本・演出でした。作画レベルも高くてよく動くバトルのなかでも愛花と姫さまが魅力的に描かれてましたね。
今までの回想描写でも愛花が一癖も二癖もある人物として描かれていたけど、生の愛花(という表現も変だけど)はなかなかに強烈なキャラクターでしたね。
そもそも回想では吉野・真広からみた愛花しか描かれていなかったから、素の愛花というのは今回がはじめて描かれたわけですね。
言葉遣いや思考でも愛花のキャラクター性が上手く表現されていたんだけど、一番効いたのが姫さまへのグーパンチ!
あのグーパンチ1発で愛花の性格が強烈に伝わるようになっているんだからスゴイよなぁ。
それと姫さまと愛花のバトルは二人とも”世界のため”ではなく”自分の愛する男のため”に戦うという流れがなんとも生々しくて非常に共感できる良い戦いだったなぁ。ここまで明け透けに利己的な理由で戦ってくれると分かりやすくて良いよね。
いいんですよ、世界とか救わなくて。
バトル中で特に印象深いシーンはやはり愛花が姫さまの攻撃を軽くいなしながら真広と吉野への思いをモノローグで語るところですね。
皮肉っぽさと切なさの入り混じった愛花らしいセリフ回しとスローモーションの美しい映像で本作屈指の名場面だったと思います。
前回から一転ギャグ回か、と思わせてことりちゃん心情を描くシリアスな友情回ですよ。相変わらず真面目にストーリーを展開していくなぁ。
加入直後のエリチカにセクシー担当らしい見せ場をバンバンつくっていく姿勢にスタッフ愛を感じましたね。いちいち比較対象に矢澤先輩をもってくるあたりも流石。
アイドルショップでの花陽のテンションの上がり方と初めてメイド服をきてテンションが上がることりが非常に可愛らしくて良し。
なんというかこの辺の感情表現の素直さというかちょろさみたいな部分がこの作品の魅力の一つだなと再認識しました。
東京の地下を舞台にスクィーラとのリベンジバトルということで神栖66町でのゲリラ戦よりはまだ希望の持てる展開になってきましたね。
とはいえ、地下世界が異様に不気味だったりサイコバスターが細菌兵器という点に一抹の不安があったり奇狼丸が信頼出来るのか不安だったりと細かい揺さぶりがあるのは相変わらず。
さすがにこのエピソードがラストになると思うのでバトルの行方とともに残りの謎と物語自体の決着をどうつけるのか楽しみです。
それでは、また次回。
絶園のテンペスト 21話
愛花の死の真相と真の絶園の魔法使いとのバトルというこの作品の1つのヤマ場でしたが、それに見合う良い脚本・演出でした。作画レベルも高くてよく動くバトルのなかでも愛花と姫さまが魅力的に描かれてましたね。
今までの回想描写でも愛花が一癖も二癖もある人物として描かれていたけど、生の愛花(という表現も変だけど)はなかなかに強烈なキャラクターでしたね。
そもそも回想では吉野・真広からみた愛花しか描かれていなかったから、素の愛花というのは今回がはじめて描かれたわけですね。
言葉遣いや思考でも愛花のキャラクター性が上手く表現されていたんだけど、一番効いたのが姫さまへのグーパンチ!
あのグーパンチ1発で愛花の性格が強烈に伝わるようになっているんだからスゴイよなぁ。
それと姫さまと愛花のバトルは二人とも”世界のため”ではなく”自分の愛する男のため”に戦うという流れがなんとも生々しくて非常に共感できる良い戦いだったなぁ。ここまで明け透けに利己的な理由で戦ってくれると分かりやすくて良いよね。
いいんですよ、世界とか救わなくて。
バトル中で特に印象深いシーンはやはり愛花が姫さまの攻撃を軽くいなしながら真広と吉野への思いをモノローグで語るところですね。
皮肉っぽさと切なさの入り混じった愛花らしいセリフ回しとスローモーションの美しい映像で本作屈指の名場面だったと思います。
ラブライブ! 9話
前回から一転ギャグ回か、と思わせてことりちゃん心情を描くシリアスな友情回ですよ。相変わらず真面目にストーリーを展開していくなぁ。
加入直後のエリチカにセクシー担当らしい見せ場をバンバンつくっていく姿勢にスタッフ愛を感じましたね。いちいち比較対象に矢澤先輩をもってくるあたりも流石。
アイドルショップでの花陽のテンションの上がり方と初めてメイド服をきてテンションが上がることりが非常に可愛らしくて良し。
なんというかこの辺の感情表現の素直さというかちょろさみたいな部分がこの作品の魅力の一つだなと再認識しました。
新世界より 22話
東京の地下を舞台にスクィーラとのリベンジバトルということで神栖66町でのゲリラ戦よりはまだ希望の持てる展開になってきましたね。
とはいえ、地下世界が異様に不気味だったりサイコバスターが細菌兵器という点に一抹の不安があったり奇狼丸が信頼出来るのか不安だったりと細かい揺さぶりがあるのは相変わらず。
さすがにこのエピソードがラストになると思うのでバトルの行方とともに残りの謎と物語自体の決着をどうつけるのか楽しみです。
それでは、また次回。
2013年2月24日から3月2日までに放映されたアニメの感想です。
脚本上のヤマ場に最高の演出を用意した素晴らしい回でした。
毎度言ってますがラブライブは作品としての振り幅が広くて、正攻法を軸に変化球も織り交ぜてくる良いアニメなんですよ。
今回の話はまず正攻法としての絵里の葛藤とμ'sのメンバーが全員揃うエピソードをスポ根ノリや止め絵演出を用いて感動的に仕上げてきました。特に9人揃った所でファーストシングルの楽曲に繋げるあたりはベタだけどにくい演出でしたね。
そして変化球としてスマートフォンでの多次元会話という実験的な演出に挑戦する姿勢がアニメオタク的にグッときます。(あと久々登場のアルパカを使ったギャグが地味にツボ。)
個人的にあのスマホでの会話シーンは全員が会話に参加しつつも、それぞれのメンバーが誰と一緒にいるかでプライベートでの親密度を感じられて良かったですね。
なんか鏑木さんが余裕こいてるうちに死んだー!?
正直呪力の漏出(業魔化)のあたりは上手く理解できないのと、呪力の漏出自体が視覚表現してない事がネックになって鏑木さんの死に際がよくわからんかった……。たぶん遺伝子単位で改変を受けたって事なんでしょうけど。
富子様・鏑木さん・ハゲのオッサンの死は驕りを捨てきれなかった人間達がスクィーラの知略に屈するという象徴的な表現なのかなぁと感じましたね。(それにしてもハゲのオッサンが祭りを強行しなきゃこんな惨事にならずに済んだという点であのオッサンの迷惑度がスゴイ。勝手に先走って死ぬし……。)
今回の話のラストで早希はスクィーラの狙いに気付き恐怖するわけだけど、これでバケネズミへの認識を改め逆転していく展開になってほしいと心底思う。
そいでまぁアイツの正体が真理亜と守の子供ってのは、ビックリしたね。そうきたかと。
確かに過去回で子供を攫う描写はあったし、きちんと設定踏まえて考えれば予想できるようになっているあたりが上手いですね。やっぱりこの作品は設定と理由付けが丁寧で好感が持てるなぁ。
今週はPSYCHO-PASSで妙な後付け設定が出てきたから余計にそう思う。
久々まおゆうに言及。いや、今回は結構頑張ってたなと思って。
メイド姉の演説に長尺とった構成はかなり思い切っていたと思います。戸松さんも力を入れて演じている事が感じられる好演でした。
惜しらむは悪役が間抜けに描かれていて緊張感が無かったことですかね……。(狼と香辛料のときは悪役が悪役然としていたからこれは原作の違いなのかしら?)
あと今回の話は魔王の手も勇者の手も借りずに人間だけで事を収めた点がキーになるのかなと思いました。本作では魔王は言うに及ばず勇者も人外の力を有したチートキャラとして描かれているので最終的には人間の手で安定した社会を築くという段階までいくのかなと予想してます。
それでは、また次回。
ラブライブ!8話
脚本上のヤマ場に最高の演出を用意した素晴らしい回でした。
毎度言ってますがラブライブは作品としての振り幅が広くて、正攻法を軸に変化球も織り交ぜてくる良いアニメなんですよ。
今回の話はまず正攻法としての絵里の葛藤とμ'sのメンバーが全員揃うエピソードをスポ根ノリや止め絵演出を用いて感動的に仕上げてきました。特に9人揃った所でファーストシングルの楽曲に繋げるあたりはベタだけどにくい演出でしたね。
そして変化球としてスマートフォンでの多次元会話という実験的な演出に挑戦する姿勢がアニメオタク的にグッときます。(あと久々登場のアルパカを使ったギャグが地味にツボ。)
個人的にあのスマホでの会話シーンは全員が会話に参加しつつも、それぞれのメンバーが誰と一緒にいるかでプライベートでの親密度を感じられて良かったですね。
新世界より21話
なんか鏑木さんが余裕こいてるうちに死んだー!?
正直呪力の漏出(業魔化)のあたりは上手く理解できないのと、呪力の漏出自体が視覚表現してない事がネックになって鏑木さんの死に際がよくわからんかった……。たぶん遺伝子単位で改変を受けたって事なんでしょうけど。
富子様・鏑木さん・ハゲのオッサンの死は驕りを捨てきれなかった人間達がスクィーラの知略に屈するという象徴的な表現なのかなぁと感じましたね。(それにしてもハゲのオッサンが祭りを強行しなきゃこんな惨事にならずに済んだという点であのオッサンの迷惑度がスゴイ。勝手に先走って死ぬし……。)
今回の話のラストで早希はスクィーラの狙いに気付き恐怖するわけだけど、これでバケネズミへの認識を改め逆転していく展開になってほしいと心底思う。
そいでまぁアイツの正体が真理亜と守の子供ってのは、ビックリしたね。そうきたかと。
確かに過去回で子供を攫う描写はあったし、きちんと設定踏まえて考えれば予想できるようになっているあたりが上手いですね。やっぱりこの作品は設定と理由付けが丁寧で好感が持てるなぁ。
今週はPSYCHO-PASSで妙な後付け設定が出てきたから余計にそう思う。
まおゆう魔王勇者9話
久々まおゆうに言及。いや、今回は結構頑張ってたなと思って。
メイド姉の演説に長尺とった構成はかなり思い切っていたと思います。戸松さんも力を入れて演じている事が感じられる好演でした。
惜しらむは悪役が間抜けに描かれていて緊張感が無かったことですかね……。(狼と香辛料のときは悪役が悪役然としていたからこれは原作の違いなのかしら?)
あと今回の話は魔王の手も勇者の手も借りずに人間だけで事を収めた点がキーになるのかなと思いました。本作では魔王は言うに及ばず勇者も人外の力を有したチートキャラとして描かれているので最終的には人間の手で安定した社会を築くという段階までいくのかなと予想してます。
それでは、また次回。